脱・英語学習初心者!中学英語の「不定詞」の攻略法を紹介

英語を勉強中の皆さんには
必ず英文法を身につけることも励んでいらっしゃることと思います。
でも時々「文法」の説明って用語などが煩わしく
なんだか気が乗らないことってありませんか?
そんな皆さんに朗報です。
今回モヤモヤしたままな方が多い
「不定詞」を整理していただけるように
楽にわかりやすい解説を用意しました。
不定詞ってなんだっけ?
とお忘れの方もご一読くださいね。
例えばI want something.「何か欲しい」
というシンプルな文章が、
I want something to eat.「何か食べるものが欲しい」
と、「to +動詞の原形」で意味を肉付けされる、という内容です。
短いセンテンスは幼稚な印象ですが、
この不定詞をつけることで表現の幅がグッと広がります。
英語がペラペラになる良いイメージを持ちながら
明るい気持ちで読んでいただければと思います!
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不定詞
不定詞とは「to +動詞の原形」で
文の中にたくさんの情報を盛り込めるようにしたものです。
先ほどの例の
I want something.</b「何か欲しい」
と言われると、シンプルすぎて
「何かって何?」と言いたくなりますが、
I want something to eat.「何か食べるものが欲しい」
と、「食べるための」という説明を入れると意思がよく伝わりますね。
さて、toのコアイメージは「到達点」です。
→(矢印)をイメージしてください。
だから、このようにto+動詞の原形はこれからのことを表しています。
この場合to +eat、つまり、食べるという説明と未来のこと、
というニュアンスを含んでいるのです。
ところで、この例文においては
somethingというモノ(名詞)を説明しているから
文法用語でいうところの
「不定詞の形容詞的用法」というものになります。
この~的用法という響きがもう文法=勉強な感じで
苦手に感じられるかもしれません。
でも恐れることはありません!
たった3つだけです。
「名詞」と「形容詞」と「副詞」的用法!
わかりやすく説明しますのでこの3つを見ていきましょう!!
名詞的用法(~すること)
名詞的な使い方、つまり
「~すること」と文型の中で名詞のような役割をするということです。
さて、名詞というと文の中で何になれますか?
そう、主語(S)、目的語(O)、補語(C)ですね!
一つずつ例文を見ていきましょう。
主語の場合
To play tennis is fun.
「テニスをすることは楽しい」
不定詞のTo play tennis「テニスをすること」が主語になっていますね。
目的語の場合
I want to play tennis.
「私はテニスがしたい」
不定詞のto play tennis「テニスをすること」が目的語になっています。
補語の場合
My dream is to be a tennis player.
「私の夢はテニス選手になることです」
不定詞のto be a tennis player「テニス選手になること」が補語になっています。
そして「テニスをすること」も「テニス選手になること」も
どれをとってもこれからの未来のことというニュアンスが感じられますね。
to とくれば 未来へ→のイメージを持ってください。
形容詞的用法(~するための)
次に形容詞的な使い方です。
形容詞は名詞を説明しますよね。
先ほどから何度かでてきた例文の
I want something to eat.
「何か食べるものが欲しい」
というように不定詞のto eat(形容詞)がsomething(名詞)を説明しています。
そしてこれからの未来にする、「食べる」ということを表現していますね。
やはりここでも不定詞のtoに未来への→をイメージできます。
そして、この形容詞的用法の場合は役割が「名詞を説明」だけに
toのすぐ前に名詞が来るのがポイントですよ。
副詞的用法(~するために、~して)
最後に副詞的な使い方です。
副詞は名詞以外を修飾する言葉です。
I got up early to go fishing.
「私は釣りに行くために早く起きた」
これは不定詞のto go fishingが動詞のgot up を説明していますね。
I’m happy to hear that.
「私はそれを聞けて嬉しいです」
これは不定詞のto hear thatが形容詞のhappyを説明しています。
そしてやはりこれからの未来のことのニュアンスですね!
不定詞にくっつきやすい動詞
さて、3つの用法についてはいかがでしたでしょうか。
「不定詞」の項で
toのコアイメージは「到達点」です。
→(矢印)をイメージしてください。
だから、このようにto+動詞の原形はこれからのことを表しています。
と説明しましたね。
toは目的に対して
to → 目的
と、一直線に向かっているイメージ、
ということは、toのつく不定詞も
動詞の原形を目指して一直線に向かっているのです。
「これから その動詞の意味することを しようとしている」
というニュアンスで捉えてください。
だから「これからのこと」を表す動詞と仲良し、というわけなのです!
くっつきやすい動詞は
want「欲しい」
wish「願う」
hope「のぞむ」
promise「約束する」
decide「決心する」
例文も参考にしてくださいね。
I want to be a doctor. 「私は医者になりたい」
I wish to go to the moon. 「私は月に行くことを願う」
I hope to see you again. 「私はあなたにまた逢えることを望む」
I promised to wake up early. 「私は早く起きると約束した」
I decided to study English every morning. 「私は毎朝英語の勉強をすると決めた」
不定詞でよく使われる表現
他に不定詞の決まり文句のようなフレーズも覚えてしまいましょう!
例えば、
It is hard for me to work at night.
「私にとって夜仕事することは大変だ」
というようにIt is ~(for +人)+to + 動詞の原形で
「(人にとって)~するのは~だ」
I want you to understand English.
「私はあなたに英語を理解して欲しい」
というようにwant+人 +to +動詞の原形で
「人に~して欲しい」
My dad knows how to sail ships.
「父はどのように船を操縦するのかを知っています」
というようにhow to +動詞の原形で
「どのように~すればいいか」
I don’t know what to do.
「何をしたらいいのかわからない」
というようにwhat to +動詞の原形で
「何を~すればいいか」
と、この4つは定番ですよ。
まとめ
今回は不定詞についてご紹介しましたが
いかがでしたでしょうか。
もう一度、要点を整理すると、
不定詞とは「to +動詞の原形」で
文の中にたくさんの情報を盛り込めるようにしたもの。
これからのことを表している
「名詞」と「形容詞」と「副詞」的用法があり、
不定詞にくっつきやすい動詞は
want「欲しい」
wish「願う」
hope「のぞむ」
promise「約束する」
decide「決心する」
そして
It is ~(for +人)+ to + 動詞の原形で
「(人にとって)~するのは~だ」
want+人 +to +動詞の原形で
「人に~して欲しい」
how to +動詞の原形で
「どのように~すればいいか」
what to +動詞の原形で「何を~すればいいか」
などのよく使われる表現がある。
と、いうことでしたね。
あくまで文法的に分類するとこうなりますが、
厳密に分けて覚えなくても
使えれば問題ありませんので
あまり深刻にならなくて大丈夫ですよ~。
ただ、「不定詞が何か」は知っておくことは大切、
そして使いなれると長い英文を話すことができるようになります。
是非読み返しながらご自身の生活に沿うような例文を
積極的に作って音読してくださいね。
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