海外ドラマや映画で頻出の英語表現!英会話で耳にするネイティブが使う悪口などのスラング表現20

英語は「悪口」や「汚い言葉」が豊富にあります。
ただ、学校では教えてもらえないので、
気になりますよね。
海外のドラマや映画を見ていると
英語の「悪口」や「汚い言葉」が
たくさん出てくるのですが、
いまいちニュアンスがわからないという
英語学習者さんの悩みを多く聞きます。
相手をけなす表現や悪口などを
ニュアンスを分からずして使うことは
お勧めできませんが、
知識として知っておくことで
映画やドラマを英語で見るときに
より深い部分でニュアンスが理解できるようになります。
本日はその中でも頻出する
相手をけなすスラング表現や悪口を20個
危険度を1~4に分けて例文付きで紹介したいと思います。
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【レベル1】子供も使うそこそこな悪口
まず最初に、子供などが言い争いや喧嘩などで使う5つの表現。
驚くほどショッキングな表現ではないけれど、
良い意味ではないので、使い方に注意が必要ですね。
You’re annoying.「うざい」
annoyingで「うっとうしい」「イラつかせる」
という意味の形容詞。
ちょっかいを出してくる人や、嫌味な人、
いちいち気に障るウザい人に対して使う表現です。
You’re fat.「デブ」
「太った人」や「デブの」を表す英語fatを使って
体型をバカにする表現。
標準を超えるほどの脂肪をつけている人に対して、
悪口として言います。
そもそも肥満国なアメリカなどでは
何を基準として肥満なのか表すのが難しいそうですが・・・
You’re ugly.「ブス」
子供の喧嘩などに使うフレーズは容姿に対する批判が多いです。
uglyを使って「醜い」「ブサイクな」と言う意味を表します。
You’re stupid.「バカ」
子供の喧嘩といえばの定番表現。
日本語と同じ感覚で使えそうです。
stupidは「馬鹿な」「頭の鈍い」と言う意味があるので、
相手を馬鹿にする表現として使われるわけですね。
You’re creepy.「キモい」
日本語でも「あのおじさんキモいよね」と言う表現で
「気持ち悪い」と表現できますが、
それを英語にするのならcreepyという表現。
「気味の悪い」「ぞっとする」と言う意味があり、
人に対して使うときは注意がが必要です。
【レベル2】マイルドな日常的に使われる悪口
次に紹介するのは、そこまで過激ではない5つの表現。
この5つは割と日常的に耳にしますが、
やはり悪口なので使い方に注意です。
You(‘re) fool.「馬鹿め」
foolは名詞で「愚か者」「間抜け」を表す単語。
stupidと違い、意味はまいるどで「おバカさん」というニュアンスで
友達間や恋人間で使うこともあります。
言い方や声の調子に気をつけましょう。
He’s a loser.「彼は負け犬だね」
日本語で言うところの
「負け犬」はloser「敗者、負けた人」で表します。
他にも「無能」と言うように、
かっこ悪いと思う相手に対して悪口として
使うことができます。
This is lame.「ダサ」
lameはアメリカでよく使われる表現。
「時代遅れ」とか「ダサい」と言う意味。
センスがない人やかっこ悪いことについて使うことができます。
You’re a weirdo.「君って変人だね」
weirdoで「変人」「奇人」「危険人物」などの意味を表します。
もともと形容詞のweirdで
「変わった」や「奇妙な」と言う意味があり、
そこから派生したスラングとなります。
weirdoは悪い意味で使われるのがほとんどです。
You(‘re) a wimp.「弱虫」
wimpは「弱虫」「意気地なし」「怖がり」という意味。
男性に対して言うと、より軽蔑的なニュアンスを
表すことができます。
wimpは名詞以外にも熟語としてwimp outとして
「怖がる」「怖気付く」と言う意味も表せます。
Are you wimping out?
「怖じ気ついているのか?」
と言うようなスラング的な口語表現もあります。
【レベル3】割と攻撃的な悪口
次に紹介するのは、
以前は差別用語として使われていたものなど、
上品ではない英語を6つ紹介します。
シチュエーションや使い方によっては相手を怒らせたり、
物議を醸す可能性があるので注意が必要です。
You(‘re) idiot.「馬鹿」
foolと似た使い方ができますが、トゲがある表現なので注意。
もともとは「白痴」を表す差別的・侮辱的な表現で
知的障害者に使われた表現。
本来は使用を避けた方がいいですが、
割とよく耳にします。
You’re dumb.「アホだね」
こちらも「馬鹿」「アホ」を表す言葉。
もともとは「口の利けない」「言葉の不自由な」
と言う差別的・侮辱的な表現。
日本語の「トロい」と言う馬鹿さ加減に使われることが多いです。
dumbの他の表現ですが、
You(‘re) a dumb bunny
「おバカさん」
と愛情を持っている場合や相手を許容している時に
このようなスラング的な言い方をする場合もあります。
Are you a moron?「能無しか?」
moronは古くは差別用語で軽度の知的障害者のことを指していました。
今では、けなし言葉として「低能」や「馬鹿」という意味で使われます。
不謹慎な言葉なので使うシチュエーションに気をつけたいですね。
ただ、映画やドラマでよく出てくる表現なので、知っておくといいです。
You suck「お前、最悪だな」
suckは動詞で「吸い込む」という意味ですが、
スラングとして使われるときは
「最悪だ」「ムカつく」というニュアンスで使われます。
よく耳にするのが、That sucks. や It sucks.と表記して
「それ最悪」という使われ方。
会話などで、「相槌」としてよく使われます。
「最悪」という意味以外にも
「全然できていない」「うまく言っていない」
と幅広く使えるので便利なスラング表現です。
He’s (such) a jerk.「彼は(本当に)嫌な奴」
jerkはスラングで「愚か者」「変わり者」という意味。
常識がなかったり、自分勝手すぎる人を
jerkとさすことが多い。
He’s (such) an asshole.「彼は(本当に)クソッタレだ」
ass「お尻」hole「穴」なので、文字どおりは「お尻の穴」ですが···
そんな場所に人を例えているので、悪い言葉なのは想像がつくと思います。
意味は「クソッタレ」「ろくでなし」「ばかもの」
略して”A-hole”「エイ·ホール」と直接assholeと言わず、
隠語っぽく使ったりします。
【レベル4】取扱注意、危険な悪口
今から紹介する4つの英語表現は
使う相手、使う場所、使う状況など注意深く見極める必要があります。
主に放送禁止用語で、あまりに過激なので実際には使わず、
知識としてだけ知っておくことをお勧めします。
Kiss my ass「くたばれ」「ふざけるな」
直訳すると「私のケツにキスをしろ」ですが、
もちろん文字通りの意味ではありません。
単独で使うと、非常に下品な英語となります。
挑発するときや相手への怒りを表現するスラングです。
罵り言葉には変わりませんが、
Kiss my butt(buttはbuttock「お尻」の省略語)や
You can kiss my ass.
You can bite my ass,
などということもあります。
Fuck you「くたばれ」
fuck「性交する」はshit「くそ」と
1位、2位を争うくらいは
一番有名なスラングかもしれませんね、
ロックスターやラッパー、
映画などでチンピラが
結構気軽にこの言葉を使うので
感化されないように注意しましょう。
ただ、fuck自体には
「セックスする」という意味以外に
「めちゃめちゃにする」
という意味があります。
自分に対して使い、
Oh, I fucked up.
「あ〜、しくじった」
のような使い方もあります。
(I messed upという表現の方に訂正されます)
ただ、fuckは今説明したような例外な意味もありますが、
通常は怒りを表したり、相手を罵る言葉であるので、
汚い言葉として放送禁止用語とされています。
そのため、ドラマなどで「ピー」と音が入るときは
fuckなどの「汚い言葉」であることが
お約束となっています。
日常会話ではよく使うので、真似して使いがちですが、
よほど気心知れた相手以外はやめておいた方が良さそうです。
She’s a bitch.「彼女はくそばばあ」
以前、日本でTシャツなどに
「bitch」と書かれたものが売られていましたが、
きっと外国人はギョッとしたでしょう。
bitchは本来、「雌犬」を表し、
スラング化して「嫌な女」「くそばばあ」
を表す悪口になりました。
カタカナ語で「ビッチ」とすると
「性的に乱れている」というニュアンスですが、
英語ではそう言った要素は本来含まれておりません。
※「尻軽」はslutやwhore(hoと発音する)で表します。
bitch自体は単に「気に入らない女性に対して使う言葉」ですが、
悪意があるので、使い方に気をつけましょう。男性に対しては、
dick, asshole, son of a bitch, bastardなどと罵ります。
(意味は省略します・・・)
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では
英語の映画やドラマでの頻出する
英会話で耳にする悪口や相手をけなす表現を
20フレーズ紹介させて頂きました。
どのフレーズも
英語を母語とするネイティブ・スピーカーに
よく使われる表現なので一つでも多く知っておくと
リスニングに役立ちます。
ただ、使い方1つでは相手を不愉快にさせたり、
ご自身の品位を下げるものになり兼ねますので、
親しい関係でも日常会話として使わないことをお勧めします。
あくまでも知識として留めておくと良いでしょう。
本日はスラングの表現を紹介しましたが、
こちらの記事も表現力をつけるために
参考になると思います。
併せてご覧ください。
■「さよなら」は英語で何という?See you againは大袈裟すぎ!?
■日常英会話表現が身につく英語フレーズ10選
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