英語で「置く」の表現、put/set/place/layの4つの表現のニュアンス違いを例文でマスター!

「ちょっとそこに置いといて」など、
日常のコミュニケーションに頻出の「置く」ですが、
どの英単語が適切だと思いますか?
同じ「置く」でも使い分けることで
何かをポンと置く、丁寧に置く、平らに置く、
などニュアンスを分けることができて便利です。
今回は英語で「置く」の
4つの表現の違いを
まとめましたので
ぜひ参考して英語力の向上にお役立てくださいね!
スポンサードサーチ
put
putは何かをポンと置くイメージで使ってください。
例えば、
Can you put my bathrobe beside the washstand?
「私のバスローブ、洗面台の横に置いといて」
と、ただ無造作に「置く」ことを意味しています。
putは「あるところに位置させる」という意味で、
「置く」という訳だけでなく、
置く物や置く場所によって
机に本→「置く」ですが、
壁に絵→「掛ける」
花瓶に花→「いける」
と、対応する日本語は変わります。
set
putと似ていますがより丁寧なのがsetです。
少し大げさかもしれませんが
「然るべき場所に丁寧に置く」
というニュアンスで区別されると良いでしょう。
I want you to set the vase on the tablecloth.
「花瓶をテーブルクロスの上に置きたい」
よく使われる表現で<set the table>もあります。
カトラリーやお皿などのお膳の用意をするという意味で、
Could you set the table for four?
「テーブルは四人用にセットしてくださいますか」
覚えて置いてくださいね!
place
きちんと置くというニュアンスのplaceは
据える、ある状態に置くという時に使われます。
例文を見てみましょう。
Place your hand on the bible.
「手を聖書に置いてください」
~の状態に置くという表現では、
The items are placed in alphabetical order.
「項目はアルファベット順に配列されている」
という感じでお使いいただけます。
lay
layは平らに、
「水平に置く」というニュアンスで捉えてください。
Lay this white table runner on the table.
「この白いテーブルランナーを置いて(敷いて)ね」
というように、平らに敷く時などに使いやすいですね。
まとめ
今回は英語で「置く」の表現の違いをまとめましたが
いかがでしたでしょうか?
もう一度要点を整理すると
putは何かを「ポンと置くイメージ」
setは「然るべき場所に丁寧に置く」というニュアンス
placeは「据える、ある状態に置く」という時に使う
layは「平らに、水平に置く」というニュアンス
ということでしたね。
putは汎用性が高いのですが、
他の動詞でニュアンスが加えることで
上級者っぽくなります。
逆に使い分けないと、
少し幼稚な印象を与えてしまうこともあります。
聞き手になる時に少し注意して
ネイティブの使い方を意識すると良いですね。
ぜひ記事を参考にして
一人でいる時も何かを「置く」ときは
いつもどの「置く」を使おうか、
立ち止まって考えてみるのも
自然に英語の勉強になると思います!
皆さんの英語力向上を応援しています。
本日は、「置く」を表す表現を
ご紹介しましたが、
こちらも表現の幅を広げるために
オススメです。
よろしければご覧ください。
■英語で「着る」を表す3つの表現の違い
■「大きい」を表す7つの英単語
■英語で「選ぶ」を表す5つの表現