5分でわかる、「人々」を表す言葉personsとpeopleの違いって?

英語で「人々」というと、
personsとpeopleのどちらが思い浮かびますか?
どちらも人々ですが、
日本で英語を勉強中の皆さんの中には、
参考書などの影響が強く
「personsはフォーマルで、peopleはインフォーマル」
というニュアンスでお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
日本人は英会話中、
personsという言葉を使うことが多く感じますが、
実は英語圏ではあまり耳にしないのが現状です。
今日はこの2つの単語を使い分けるルールについてご説明します。
是非、参考にしてくださいね。
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よく使われるのはpeople、 あまり使われないpersons
基本的ルールは、
peopleが複数形で、personが単数形です。
そしてさらに、参考書や辞書によく載っている
persons と peopleのルールでは
「人々を団体として考える場合」はpeopleが使われるので、
たくさんの人達はmany peopleが正解、many persons ではない。
「人数を知っている場合」はpersonsが使われるので、
10人は、10 persons が正解、10 peopleではない。
と、されています。
しかし、このルールを用いる
ネイティブはあまりいないのです。
実際、10人という表現を入れた例文を見て見ましょう。
I would like to make a reservation with that restaurant for 10 people.
「私はそのレストランに10人の予約を入れたい」
There are 10 people in my class.
「私のクラスは10人います」
と、「人数を知っている場合」でも
personsではなくpeopleを使うのが自然なのです。
personsはどう使う?
ではpersonsは一体どんな時に使われるのかと気になりますね。
それは、フォーマルな文章、
例えば科学の論文や法律に関する文言などで
personsが使われます。
例えば、
used of persons only 「人間のみに使用される」
insured persons 「被保険者」
persons of Japanese descent 「日系人」
The law is no respect of persons. 「法は人を論ぜず」
などを何度か目にしたことがあります。
日常ではニュースで耳にすることが多いかもしれませんね。
日常会話で聞き馴染みがあるのは、
missing person(s)「行方不明者」や
person(s) of interest「参考人、重要人、容疑者」
という表現などです。
この二つの表現以外ならpersonsは使わず
peopleだけを使った方が良いと言えるくらい、
英語圏ではpersonsはあまり口にしない
と思っていただいていいですよ。
まとめ
今回は人々を表す
personsとpeopleについてご説明しましたが
いかがでしたでしょうか?
日常会話ならpeople、
科学や法律の分野の話なら
personsを使うと覚えるだけで
また一つ英語センスが磨かれます。
是非、今後の英語学習にお役立てくださいね!
今回は、peopleとpersons
の違いでしたが、
「まだ」を表すyetとstillの違いも
知っておくと便利です。
こちらもよろしければ、
併せて確認しておきましょう。
【yetとstillの違い】
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