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英語で「開く」は?「開催する」「心を開く」「つぼみが開く」を表す表現

 2019/12/18 英会話
この記事は約 9 分で読めます。 3,299 Views

みなさんは「開く」という日本語から思い浮かぶ英語の動詞は何ですか?

パーティーや会議を開催する時、

心を許して打ち解ける時、

花が咲く時、

これら全てに共通する日本語は「開く」ですよね。

 

でも英語だと状況に応じて選択する動詞はそれぞれ違います。

本日は日本語の「開く」について英語でどのように言うか、

スムーズに会話が成立するよう一緒に学習しましょう。

 

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パーティーなどを開催する時の英語表現

まずは、パーティーや会議を開催する時の

英語フレーズを見ていきましょう。

 

色々な意味や働きを持つ重要な英単語have

「開催する」という意味でも使うことができます。

 

<have a party>は「パーティーを開く」、

「パーティーを催す」という意味なので、

このフレーズを覚えましょう。

 

havehavingと現在進行形にすることで、

近い未来のニュアンスを出すことができます。

<have a party>は単純に出席するだけの場合も

使うことができますが、ホストになってパーティーを主催する時にも

使うことのできる自然な表現です。

 

(例文)

I’m having a Christmas party at my apartment on Saturday night.

「土曜の夜に私のマンションでクリスマスパーティーをするんだけど」

Would you like to come?

「来ない?」

 

(別の例文)

Let’s have a party for your birthday.

「(あなたの)お誕生日パーティーを開きましょう」

 

<have a party>を使って「出席する」といいたい場合の例文は次のようになります。

(例文)

We’re having our year-end office party tonight.

「今夜、会社の忘年会にいくよ」

It should be fun.

「面白そうだね」

 

 

”hold”と”have”の違いは?

“hold”も「開催する」という意味を持つ動詞です。

実は<have a party><hold a party>も両方ともパーティーを開くという意味では同じなのですが、

日常会話では“have”のほうが圧倒的に使われます。

 

理由はhaveは日常語で、holdはやや形式的に使うというニュアンスだからです。

<hold a meeting>は「会議を開く」という英語フレーズになります。

会議などにはholdを使うほうが良いのでこのまま覚えましょう。

 

(例文)

Our meetings are held every Saturday.

「会議は毎週土曜日に開かれます」

 

(別の例文)

We will have a meeting now.

「私たちは今から会議をします」

 

開催する」の“host”の使い方

hostは「主催する」「開催する」という意味の動詞です。

日本語でも、開催国のことを

「ホスト国」などと言いますから覚えやすいと思います。

2020年まであと少しなので

この例文を覚えておくと便利でしょう。

 

(例文)

Tokyo is hosting the Olympic Games in 2020.

2020年のオリンピックは東京で開かれます」

 

また、東京オリンピックで

語学ボランティアとして活動することを予定している人だと

自分の気持ちを加えるといいですね。

 

(例文)

I am so excited that the Olympics will be held in Tokyo in 2020.

「東京で2020年に東京でオリンピックが開催されるのでワクワクしています」

 

心を許す時の「開く」は?

次は、相手に心を許す時の英語フレーズを見ていきましょう。

<open up to>は「~に心を開いて意中を話す」

「~と打ち解けて本当のことを話す」という意味になる英語のイディオムです。

そのまま覚えてしまいましょう。

(例文)

She finally opened up to me.

「彼女はやっと心を開いてくれた」

(別の例文)

She opened up to me about her past.

「彼女は自分の過去について私に打ち明けてくれた」

他に「~に対して心を開く」という日本語の表現を

そのまま直訳したような英語フレーズもあります。

 

<open one’s heart to ~>というフレーズを使って

「~に対して心を開く」と言いましょう。

これもこのまま覚えるといいですね。

相手が胸の内を正直に話してくれた時などに使ってみてください。

 

(例文)

A: Thank you for opening your heart to me.

「私に心を開いてくれてありがとう」

B: It felt good to get it out.

「口に出して気分がすっきりしたよ」

 

「本当の自分をさらけ出す」と言いたいときは?

shellは「殻」という意味ですがこの単語を使い、

<stay in one’s shell>「自分の殻に閉じこもっている」

といいましょう。

 

(例文)

He stays in the shell.

「自分の殻に閉じこもっている」

こういう自分の殻に閉じこもっていたような人が

些細なことがきっかっけで心を開いてくれると嬉しいですよね。

 

そういう時は、

<come out of one’s shell>「心を開く」をつかいましょう。

 

内気だった人が、打ち解けて社交的になった時や、

本当の自分らしく振る舞えるようになった時にぴったりの表現です。

促す場合もいいですね。

 

(例文)

I think you need to come out of your shell.

「もっと心を開いて打ち解けたらよかったと思うよ」

 

(別の例文)

He has come out of his shell.

「彼は打ち解けた」

 

(別の例文)

I wonder when she is going to come out of her shell.

「彼女はいつ心を開いてくれるのかなあ」

 

様々なものが開く時の英語表現

お花が好きな方は

「つぼみが開く」という英語表現を知りたくありませんか?

この時の「開く」は“open”を使えばいいでしょう。

 

(例文)

The bud has opened into a flower.

「つぼみが開いた」

また、「扉を開く」はopen the doorですよね。

このopenは本物の扉を開ける時にも使えますし、

「新たな可能性への扉」のように

抽象的な意味の場合も使うことができます。

<open the door to new possibilities>

新たな可能性への扉を開く」となりますので、

覚えてしまいましょう。

 

(例文)

Let’s open the door to new possibilities!

「新たな可能性への扉を開こう!」

 

(別の例文)

This opens up new possibilities.

「これは、新しい可能性を開く」

 

(別の例文)

What kind of new possibilities will it open up?

「これは、どのような可能性につながるでしょうか?」

 

まとめ

どうでしたか?

日本語だと「開く」という言葉だけで様々な「開く」を表現しますよね。

 

でも英語はどの「開く」なのか

状況に応じて違う「開く」という動詞を使いましたよね。

 

もう一度、おさらいすると、、、

 

have”を使って<have a party>

「パーティーを開く」と言えばよかったんですよね。

 

でも、この表現は友達を誘ったりするときにはいいけど

ビジネスシーンなどにはむかないので、

別の動詞を使えば良いという事でしたね。

 

<hold a meeting>は「会議を開く」をというフレーズなので

このまま使えば良いでしょうということでした。

“host”は「主催する」「開催する」という意味なので、

オリンピックが開催される場合の「開催する」は、”host”が適していましたね。

 

相手に心を開くときは、<open up to>が「~に心を開いて意中を話す」なので、

<open up to>を使った例文をいくつか紹介しました。

 

内気だった人が、打ち解けて社交的になった時は、

<come out of one’s shell>を使って表現しました。

 

「つぼみが開く」場合や「新たな可能性への扉を開く」場合も“open”を使いました。

これでみなさんも様々な「開く」が言えるようになりますね。

 

個人的には「心を開いてくれた」と感じた時に使う英語表現を

自分の言葉にして友達を大切にしたいなと思いました。

みなさんの表現力向上につながれば幸いです。

 

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加藤 なおし

加藤 なおし

高校卒業後、「ユダヤ人たちに英語が上達する術を学びたい」
と思い立ち、ユダヤ人比率が高いニューヨーク州立大学に入学、
多くのユダヤ人教授や学生とともに学ぶ。
卒業後、経営コンサルティング会社勤務などを経て、
大手学習塾と英会話スクールで8年以上英語講師として活動。
その後独立して、動画を見ながらつぶやくだけで
英語が話せるようになるオンライン英語塾「加藤塾」を立ち上げる。
10歳から83歳の幅広い年齢層に対し、
英会話初心者でも短期間で英語が話せるようになる方法を伝えている。
語学を通じて世界を広げ、
なりたい自分を実現するためのお手伝いをしている

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