英語で「学ぶ」を意味する英単語のlearn と英熟語のlearn about の違いを例文付きで解説

皆さんは「学ぶ」を表現するとき、
learnという英単語をよく使われていると思いますが、
あまり意識せずlearnの後に「about」をつけていませんか?
learn と learn about は、どちらも正しい英語ですが、
前置詞「about」をつける場合と、
そうでない場合では意味が違ってきます。
今回はこの違いについて例文付きで
ご紹介したいと思います。
どのようなニュアンスの違いがあるか、
ぜひ参考にしていただき、
どちらを使うのが正解かを判断できるようになってくださいね!
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Contents
learnとlearn aboutの違い
learnは話題になっているもの自体を身につけたり、覚えるとき、
learn aboutは話題になっているものが何なのかを学ぶときに使います。
では実際に例文で対比させて感覚を掴んでいきましょう。
まずlearnです。
I learnt a trade from my father.
「私は父から商売を学んだ」
父から家業を営むにあたり必要な情報や
技術を教わったというニュアンスです。
これに対して、learn aboutは、、、
I learnt about a trade from my father.
「私は父から商売とは何かを学んだ」
つまり、父から商売についての概念を教わった
というニュアンスになります。
さらに、例文を続けます。
I learnt an English song at school.
「学校である英語の歌を覚えた」
教科書などに載っている歌を覚えたということですが、それに対して、
I learnt about an English song at school.
「学校である英語の歌について勉強した」
では、英語の歌は誰がどんな時代に作曲して、
どのような構成でということを学んだという意味となります。
もう一つ見てみましょう。
I learnt good behavior from my mother.
「母から行儀を学んだ」
では、母から行儀を躾けられたというニュアンスとなりますが、それに対して、
I learnt about good behavior from my mother.
「母から行儀というものについて学んだ」
この例文では、
母から行儀作法とは何なのかということを教えてもらったということになります。
aboutがあるか、ないかでこんなにもニュアンスが
異なってくるのですね。
まとめ
今回はlearnとlearn aboutの違いについてご紹介いたしましたが、
いかがでしたでしょうか?
もう一度、2つの表現の違いを整理すると・・・
learnは「話題になっているもの自体を身につける、覚える」というときに使い、
learn aboutは「話題になっているものが何なのかを学ぶ」
ときに使うということでしたね?
少し曖昧に捉えてられた方は、
このように意味の違いを意識していただくことで、
英語の精度がグッとあがります。
今後の英語の勉強にお役立ていただければ嬉しく思います。
今回は、「learnとlearn aboutの違い」
を解説しました。
他にも英文法の理解に役立つ
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よろしければご覧ください。
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