英語で「仕事」の表現、job とworkの違いって?例文付きでニュアンスの違いを解説【やり直し英文法】

仕事について話す時、
「job」と「work」という
2つの単語がよく使われますが、
これらに違いがあるのはご存知ですか?
そう、実はこの2つは使い方が異なっていますが、
感覚を掴めば2つの使い方に迷うことはなくなりますよ。
今回は、jobとworkの2つの単語の違いをまとめましたので、
是非今後の英語の勉強にお役立てくださいね。
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Contents
報酬のある仕事の場合
「job」という名詞は医師、教師、エンジニアなどの「職業」や、
「経理」や「事務」など職種を特定する時に使いますので、
「どのような仕事をしていますか?」と聞きたい時は「job」を使います。
例えば、
What is your job?
「あなたの仕事はなんですか?」
I am a nurse.
「看護師です」
シンプルですね!
では、「work」についてですが、
こちらは「働くという行動」を表します。
例えば、
What kind of work does your sister do?
「妹さんはどんな仕事をしているの?」
と聞く時や
I have work on this weekend.
「今週末は仕事があるの」
といった感じで使うことができます。
「work」を使う時、
複数の仕事を表現する為に「s」をつけて、
「works」という方がいますが、
「work」は不可算名詞ですので
複数の仕事であっても
「s」はつかないのでご注意くださいね。
I have a couple of work to do before lunch.
「昼食までに2、3件仕事がある」
というように、1件でなくても、「work」のまま使ってくださいね。
一方で、「job」には「s」がつきます。
例えば、
He has several part-time jobs.
「彼はいくつかアルバイトをしている」
と数えられますのでご注意ください。
また、「どの会社に勤めているか」ということを話すときにも
「work」を使います。
例文を見て見ましょう。
What company do you work for?
「どこの会社にお勤めですか?」
I work for Nintendo.
「任天堂で働いています」
そして、
What is your job?
「仕事は何ですか?」
と聞かれた場合は、
「work as~」を使って答えます。
I work as a receptionist.
「受付係です」
報酬のある仕事ではない場合
お給料とは無縁の
「job」と「work」の使い方もあります。
例えば、「odd job」なら「雑用」という意味があり、
I have to catch up on odd jobs.
「たまっていた雑用を片付けなくちゃいけないのよ」
と使ったりします。
“Good job!”
「よくやった/いいね!」
という表現も職業とは特に関係がなく、
課題やテストなどができた時のお褒めの言葉として使います。
特に学校で使われることが多い表現です。
また、「work」に関しては、
機械などが働く(=動く)、
または動かない、壊れている、時に使います。
This hair dryer isn’t working!
「このドライヤー、動かない/故障してる!」
まとめ
今回は仕事を表す
「job」と「work」をご紹介させて頂きましたが、
いかがでしたでしょうか?
「job」は職業や職種、
「work」は働くという行動や働いている会社や
場所をたずねる時に使うという違いや、
報酬の有無に関わらず使うという点など、
感覚でも捉えていただけたでしょうか?
その場に一番合う言葉を選んで、
正しいニュアンスの英語を
使えるようになれると素敵ですね!
単語の使い分けは重要です。
他にもmissとloseの違いについて
こちらでまとめたので、
ぜひご覧ください。
【喪失を表すmissとloseの使い分け】
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