英語で自分の「感情」を上手に伝える”It”を使った五感を表す10個の表現

あなたは英語を勉強していて、
「自分の感情を英語で表すのは難しい!」
と感じたことはありませんか?
“feel”、”smell“などの
感覚を表す英語(知覚動詞)を知っていても
その活用方法が分からなければ
感じたことを
を上手に伝えることはできませんよね。
今回はネイティブもよく使う
“it”を使った簡単な五感を表す表現について
解説していきます。
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Contents
It+「知覚動詞(五感動詞)」+「形容詞」
“sound”(聞く)、“smell”(匂う)、“taste”(味わう)など
人が五感で感じたことを表す動詞を
「知覚動詞」(または五感動詞・感覚動詞)といいます。
高校の五文型の分野で習った英文法の項目かと思いますが、
何かを見たり、
匂いを嗅いだり、
味わったりしたときに
自分が感じたことを表現するときは
< It+「知覚動詞」+「形容詞」>
の語順で
「それは~だね」
ということができます。
では早速例文をみていきましょう。
1.“looks”を使って
視覚で見たものに対して
「~のようだ」、「~のように見える」
という表現には
“It looks~”
を使います。
It looks warm outside.
「外は暖かそうだね」
この例文では
「暖かい」というのを
実際に体感しているのではなく、
外の情景をみて
「暖かそうだ」と感じている
ニュアンスが伝わってきますね。
2.“sounds”を使って
聞いたことに対して
「~に聞こえる」「~に思われる」
という場合には
“It sounds~“
を使います。
見てはいないが、
話を聞いて感じたことなどを
伝えるときによく使われる表現です。
「(聞くに)~そうだ」
と訳されることも多いです。
It sounds perfect.
「完璧そうだね」
3.“smells”を使って
匂いの感覚を伝えるときには
“It smells~”
を使います。
It smells fishy.
「生臭いにおいがする」
4.“taste”を使って
食べたり飲んだりしたときに
味覚で感じた
感想を伝えるときには
“It taste~”
を使います。
It tastes spicy.
「甘い味がする」
5.“feels”を使って
“It feels~”は
手触りや感触など
感じたことを総合的に伝えるときに
便利です。
気温や天気を表すこともできます。
It feels really nice today.
「今日はとても気持ちがいい」
“look”は外から客観的に見た感覚を
伝えるのに対し、
“feel”は実際に自分が体感している
ことを表しているんですね。
さて、ここまで5つの五感動詞の
“it”を使った活用方法を
紹介してきました。
使い方のルールはどれも同じなので
覚えてしまえばとても簡単に
活用できますね。
否定を表したい場合は
It doesn’t look easy.
「簡単ではなさそうだ」
というように
”It”のあとに否定を表す”does’t”
をおくことで打消しの意味になります。
また、後に続く形容詞は
シンプルに“good”(良い)、”bad”(悪い)、
などの単語を使っても大丈夫です。
It looks good.
「良さそうだ」
という単純な表現でも
十分に自分の感情を表すことができます。
下記は、どの五感動詞にも
共通して使える
便利な形容詞です。
是非たくさん覚えて自分の表現に
加えてくださいね。
nice(素晴らしい)
great (素晴らしい)
better((以前と比べて)良い)
strange(奇妙な、おかしい)
funny(面白い、おかしい)
odd(奇妙な)
weird(気味が悪い)
It + 「五感動詞」+like+「名詞」
こちらはより具体的に
比喩的に感覚を伝えるときの表現です。
先ほどの“It”+「五感動詞」+「形容詞」
と似ていますが、
「五感動詞」 +” like” のあとには
「形容詞」でなく「名詞」となる点に
注意しましょう。
1.“looks”を使って
「~のように見える」、
「~と似ている」
いう意味の表現です。
“It looks”+形容詞のときとは
どう違うのでしょう。
例えば、
「違って見える」という場合には
“ It looks”を使って
“It looks different.”
と言うことができますが、
より具体的に違いを
表現するときには
It looks like a different animal.
「違う動物に見える」
と、表現することができるんですね。
I drew a picture of an apple, but it looks like an orange.
「私はリンゴの絵を描いたのだが、オレンジに見える」
2.“sounds”を使って
「~に聞こえる」「~に思われる」
という意味に、
より具体的なイメージを与えたいときには
“It sounds like~”
を使います。
It sounds like a cat.
「猫の鳴き声のようだ」
It sounds like a dream.
「夢のような話だね」
3.“smells”を使って
匂いを何かに例えて
「~と似た匂いがする」
と表現するときには
“It smells like~”を使います。
It smells like lavender.
「ラベンダーのような匂いがする」
また、匂い以外にも
“smells like ~ing”という活用法で
「~が始まる予感がする」
というニュアンスを表現することもできます。
日本語でも予感を表すときに
「危険な香りがする」と言ったり
勘が鋭いことを比喩的に
「鼻が利く」と嗅覚を使って表すことが
ありますよね。
It smells like summer is coming!
「夏が来る予感がするわ」
4.”taste”を使って
味覚を直接的に表す言葉がないときなど、
比喩的に表現する場合には
“It taste like~”ということができます。
「~に似た味わいだ」というニュアンスです。
It tastes like blood.
「血のような味がする」
5.”feels”を使って
総合的に体で感じたことを
何かに例えて
「~のようだ」と表現する場合には
“It feels like~”を使います。
It feels like spring.
「春の感じがする」
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まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した五感を表す動詞を
使いこなすことで
「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」
の五感すべてを
英語で表現することができるようになります。
自分の感情だけでなく情報を相手に伝えるうえでも
とても便利な表現なので
是非しっかり覚えて英語でのコミュニケーションの向上に
役立てて下さいね。
今回紹介した五感の表現を10個
もう一度おさらいすると・・・
1.
It looks warm outside.
(外は暖かそうだね)
2.
It sounds perfect.
(完璧そうだね)
3.
It smells fishy.
(生臭いにおいがする)
4.
It tastes spicy.
(甘い味がする)
5.
It feels really nice today.
(今日はとても気持ちがいい)
6.
I drew a picture of an apple, but it looks like an orange.
(私はリンゴの絵を描いたのだが、オレンジに見える)
7.
It sounds like a dream.
(夢のような話だね)
8.
It smells like lavender
(ラベンダーのような匂いがする)
9.
It tastes like blood.
(血のような味がする)
10.
It feels like spring.
(春の感じがする)
となります。
早速、全文を音読して
復習してみましょう。
本日は、
「Itを使った感情表現」をご紹介しましたが、
こちらも会話表現の幅を一層広げるために
オススメです。併せてご覧ください。
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