海外ドラマや映画に頻出、ネイティブ同士も使う英語の慣用句20選!

ネイティブ同士の会話では、
多くの英語の慣用句がよく使われていますが、
私たちが中学や高校で習った表現もあれば、
流行語的なフレーズもあり、
これを上手く使いこなせば、
まるで現地で育ってきた人のように
会話に参加することができます。
また、海外旅行であれば
世界を相手に何度も渡航している人のように~
ナチュラルな会話になり
ちょっぴり優越感に浸る事が出来るかもしれませんよ。
まずは、ひとつかふたつを暗記して実際に使ってみて、
それで通じればシメタもの!
相手との距離間がグーっと近くなるフレーズです。
本日はそんな、
海外ドラマや映画などで頻出する
ネイティブがよく使う
慣用句のフレーズを20個紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
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表現を豊かににする慣用句
まずはじめはネイティブ(特にアメリカ人)との会話の中で良く耳にする言葉ですが・・・
1)That’s crazy! 「すごいね。ムチャだね。大変だ」
アメリカ人と話していると良く耳にするこの言葉!
That’s crazy!
別に、相手をバカ扱いしているのではなく、
実は相づちのようなもの
A: The subway was messed up and I was trapped for one hour.
「地下鉄がトラブって、1時間も閉じ込められたよ」
B:That’s crazy!
「それ、ひどいね」
「おかしい」とか「変」という意味からか、
crazyを聞き慣れない日本人にとって、
最初はビックリするのですが・・・
慣れてきてコミュニケーションの一環の言葉だと思うと、
どうーってことなくなりますよ(笑)
2)don’t sweat.「あせらないで/おちついて」
アメリカ人は表情豊かです。
ひとつのことにビックリするくらい感情豊かに反応しますが、
「あぁ~俺はどうしてこうなのだ!」
「メッチャ恥かしい、どうしたらいいのだろう!」
みたいな感じのジェスチャー入りの過剰反応・・・
そんな時には、この一言を使うといいですね
A:What should I do? My cat ran away because of me.
「どうしたらいいのか!僕のせいで猫が逃げた~!」
B:Don’t sweat it. He will be back soon.
「おちついて、すぐに帰ってくるよ」
don’t sweatは「汗をかかないで」という意味ですね
「あせらないでね/おちついてね」の意味になりますよ
3)do one’s homework「準備をする/下調べをする」
homeworkと聞くと「学校の宿題」をイメージすると思いますが、
「準備」や「下調べ」の意味が実はあるのです。
子供に対してdo your homeworkと言うと「宿題をしなさい」ですが、
状況にうまく対処できるように、知っておくべきことを確認し、
準備し、下調べをすると言う意味です。
It was clear that the first applicant had really done his homework.
「最初の志願者はかなり準備をして来たのは明らかだった」
4)You know what? 「ねぇ~/あのね/ところで」
この You know what?の使い方は、
なにかがあって相手に知ってもらいたい時や・・・
You know what? I was accepted to the University of Tokyo.
「ねぇ~知っている?わたし東大に受かっちゃった」
また、相手との会話の内容を、切り替えたり、前置き・予告に使われたりしますよ
A:I always fail in human relations… right?
「私、いつも人間関係で失敗するのよね・・でしょ~?」
B:You know what? Don’t worry because you always keep a smile.
You need to be confident.
「あのね、あなたはいつも笑顔でいるから大丈夫だよ。
自信もってね」
会話の中での、相手に説得力を加えた切り替えにいいフレーズですね
5)What’s that? 「なんていったの?/もう一度言って」
もし、話が聞き取れなかった時や言っている事が分からなかった時に
より自然に聞き返す言葉にWhat’s that?があります。
聞き取れなかったら、素早く、「フワ~」とした感覚でWhat’s that?
両手を上に向けて、また耳に手をあてて聞き返してもいいですね。
A:I need to see…
「~なくちゃ。」
B:What’s that?
「なんていったの?」
A: I need to see a doctor.
「私、病院に行かなくちゃ」
例文の中の「病院にいく」は、
直接go to hospitalというよりは、
see a doctorという表現方法で使われていますが、
こちらの方が、よりアメリカ的ですよ。
6)Period「以上/会話終了」
この語句は「もうこれ以上話したくありません」の意思表示です。
自分の手に余ることを言われた時は、この一言が役にたちますね
「もう、これでこの話を終わりにしたい」そんな時に使いましょう。
A:Mom, I want you to buy this…
It’s really popular shoes and everyone has it.
「ママ~これを買ってほしいだけど…
とても人気の靴で、みんなが持っているよ」
B:Wow, it’s too expensive for you!
I’m not buying them. Period!
「まぁ~、あなたにはとても高いわね!
ママは買わないわよ、この話し終わり!」
気を付ける点は、最後通告の意味をもっているので
シチュエーションに気を付けてくださいね。
大変な事にならないように・・・。
7)You never know「誰にもわからないよ」
結果やこれから先の成り行きって、だれであろうとわからないのが当たり前ですが、
スポーツの試合、大学の合否、テストの結果、人生など・・・
そんな質問をされた時は、肩をすくめて~両手のひらを植えに向けてひと言。
You never knowと言ってみてください。
A:Do you think which baseball team will be the best in Japan this year?
「ねぇ、どう思う~今年の野球はどこが日本一になるのだろう?」
B:You never know. But I want ○○ to win.
「誰にもわからないね。僕は○○に勝ってほしいのだけど・・・」
You never knowの表現にyouが使われているので
「あなたは決して知らない」と思ってしまいますが、
意味的には「誰にもわからない」「誰にも予測できない」と言うニュアンスです。
会話をよりスムーズにする慣用句
8)No, I’m cool.「いいえ結構です」
日本人にとってNoというのは、なかなか至難の業。
だから「日本人はいったいどうしたいの?」的にみられてしまいますよね
そんな時はNoの後に続く
ポジティブな言葉を一緒に言うように頭にインプットすると、
Noもきちんと意思表示できるようになりますよ。
A:Would you like coffee?
「コーヒーどう?」
B:No, I’m cool. Thank you.
「いいや、いらないよ。ありがとうね~。」
coolは「カッコイイ」のスラングですが
I’m goodと同じ意味になりますよ。
でも、coolはカジュアルすぎるので・・・。
フォーマルな場所ではI’m good
そして、両方ともThank youを後に忘れないでくださいね。
9)It’s killing me! 「耐えられない」
killingがあるので、
「うわぁ~怖い言い方!」と思わなくても大丈夫ですよ。
killingといっても実際に殺されるわけではないので。
人との付き合いや出来事、仕事のプレッシャーなど、
精神的に追い詰められた時に思わず発してしまう
「ア~もう~無理!」「耐えられない」など
思わず発してしまうフレーズです。とてもシリアスですね。
You are killing me! I can’t understand you.
「もう無理!あなたが理解できない」
もう一つの表現は、「寒さ、暑さ、痛み、重み」など、
身体的に苦しい時にも使えますよ。
こちらは、ちょっと大げさに「もう無理」を表します。
Oh no. These new shoes are killing me!
「この靴、足が痛くてもう無理!」
It’s killing me!
「耐えられない!」
内容を言わなくても、
この一言でも大丈夫ですよ。
10) stick with~「~を続ける」
stickは「はりつく」「粘り強い」「がんばりや」という意味があり、
<stick with it>…「何かに貼りつく」、「はなれない」、
つまり「やり続ける」という意味になりますよ。
Don’t give up. Stick with it for yourself.
「あきらめるなよ。自分のために続けろよ」
また<stick with me>だと「私と一緒にいなさい」の意味になります。
Don’t go with another team. Stick with my team.
「他のチームに行くのではなく、私のチームにいなさい」
11) Mind your own business.「人のことは放っておけ」
アメリカでは、「これは自分の問題」「それはあなたの問題」と、
個人の問題としての主張が強いお国柄。
相談もされていないのに、つ
い心配でアドバイスしようものなら・・・
この言葉が返ってきそうですね
A:Are you okay? You look so depressed these days.
Why don’t you see a therapist?
「大丈夫か?落ち込んでいるみたいだね。
どうして、セラピーを受けないの?」
B:Mind your own business!
It’s my business!
「人のことは放っといてくれ!
俺の問題だから!」
この businessは直訳の「ビジネス」ではなく
「問題」や「状況」を表しています。
12) Have a crush on you 「あなたに夢中」
人に夢中になれるのっていいですよね
意中の人であれ、俳優、アイドルであれ、
その人の事で頭も心もいっぱいになる。
そんな経験、だれでもありますよね
それを英語でいうと <have a crush on 人>「〜に夢中」
crushは動詞で使うと「つぶれる」や「クシャクシャになる」という意味ですが、
名詞として使うと「恋して夢中(の状態)」という意味になります。
相手の人を想い「心がクシャクシャになっている」「心が押しつぶされている」
そんな状況を表すということでしょうね。
She had a crush on you when you guys were students.
「君たちが学生の頃、彼女はあなたに夢中だったのよ」
よくcrushの前にbigをつけて
I have a big crush on him.
「私は彼が好きでたまらない」
のように使います。
ネイティブならではの慣用句



13) smoking gun「決定的な証拠」
見てしまった「決定的な証拠」を英語で表すとsmoking gun。
テレビで見る銃口がありますよね、そこから煙が出ている状態です。
想像できますか?
つまり・・・銃が発射されたその瞬間「決定的な瞬間」を
smoking gun「決定的な証拠」といいます。
A:I just saw your boyfriend and girl kissing at the park.
「私、あなたの彼氏が女の子と公園でキスしているのを見ちゃった」
B:What? I knew it! He’s cheating me! That’s a smoking gun.
「えっ?彼が私をだましているのを知っていた!それ動かぬ証拠よ!」
それにしても、物騒な表現ですね。
銃社会でない日本私達には発想も浮かびませんが・・・
14) boots on the ground「陸軍/地上部隊」
さすが軍事大国アメリカ、
居間で普通にテレビを見ていてもニュースなどで耳にするが、
boots on the ground というフレーズです。
このbootsは「軍靴」を指し、
それが on the ground「地上」にあるので、
「地上軍」という意味というわけですね。
こういった慣用句を覚えていると
ニュースを見ていても内容が理解できて面白いですね
A:The U.S. has put boos on the ground in 〇〇
「アメリカは地上部隊を○○に派兵したよ」
15)guilty pleasure「人にはいえない楽しみ、趣味」
してはいけないのに~つい、してしまう喜びのことを、
英語でいうとguilty pleasureといいます。
直訳するとguilty 「罪」を感じる pleasure「喜び」。
これって・・・皆さんにも経験があるのではないでしょうか?
身体によくないとわかっていても、
棚の中のクッキーやお酒が気になること・・・
A:Are you ate cake in the refrigerator? Your diet now!
「冷蔵庫のケーキ食べた? 今ダイエット中でしょ!」
B:Of course! But, this is my guilty pleasure.
「もちろんよ。だって、私の密かな楽しみだもん」
世界の皆さん、密かな楽しみ方は同じですね
16)That was close「ギリギリだった、寸前のところだった」
「うわぁ~助かったなぁ~」電車が遅れていたよとか、
「ギリギリセーフ」で開場時間に間に合ったよとか、
問題を寸前の所で防げた時や解決できた時に、
思わず言葉ですが・・・
A:Phew! I finally got the concert tickets.
「ふぅ、やっとチケットを手にいれたよ」
B:That was close! Now the tickets are sold out.~
「ギリギリだったね。今はもう売り切れたよ」
「助かった」って気持!思わず口について出てきますよね
そんな時の一言!瞬時に言えるとカッコイイですね。
17)not now「今はダメ」
なにかを頼まれた時に「今は出来ない」と断る時のフレーズですよ
アメリカ人は、こういった時は自分の主張をはっきり言うので、
日本人も、きちんと断っても大丈夫。
でも、 not nowだけではあまりにも素気ないので・・・
フォーローする言葉をつけて使うといいですね。
A:Excuse me, please help me out?
「ねぇ~、手伝ってくれる?」
B:So sorry, not now. But, they’re Okay at night.
「ごめんね。今はダメ。でも、夜なら大丈夫だよ」
日本人の苦手な「お断り」、これで解決ですね
18)hope against hope「万一を期待する」
元々は聖書の語句。新約聖書「ローマの信徒への手紙」4章18節より。
「ほとんど希望が持てないような状況下でも、
万一の希望をかける」という意味で
慣用句として使われるようになりました。
She waited, hoping against hope.
「彼女は万一を期待して待った」
19)Screw you「くたばれ」
人間関係って、色々ありますよね。上手く言っている時も悪い時も・・・
このScrew youは、
相手にイライラした時に使う捨て台詞です。
他にも同じような意思表示でよく映画やドラマで使われているのが
Fuck you です・・・これは・・・やめたほうがいい!
Screw youの方が、まだ下品ではないですね
あまり良い言葉とは言えないのですが・・・
多言に発しているということは、
それでストレスを発散しているのでしょうね。
でも、相手に対して言うと大変な事になるので、
自分の中でぼそぼそと言って終わりにすれば罪はありません、
その位にとどめていたほうが良いとおもいます。
A:Oh, I have no time! I will do to date now.
Can you this report make 100 copies?
「今からデートだよ、時間がない!
このレポート100部コピーしてくれる?」
B:Screw you! I have no time too!
「なんだよ~俺も時間ないよ!くたばりやがれ!」
screwとは、本来「ネジをねじこむ」という意味ですよね
相手を「ねじこんじゃうぞ」的な言い方ですよ
20)Well said「よく言った」
相手と話しをしていて
「その通り! あたっているよ!」と思った時や感じた時って、
おもわず「よく言った」って言葉が出てきますが、
相手の発言が「まとを得ている」際の同意の相づちとして使います。
Well said, that’s true when I feel that now.
「その通り、言っていることほんとうだなって、今感じているよ」
英会話もまさしく、その通りですね。
まとめ
いかがでしたか?
ネイティブと同じように英語使うのは無理でも、
好きなフレーズからはじめて使っていく事により会話がよりナチュラルに、
そして、お互いの親近感も増してきて会話をする事が楽しくなりますよ。
ポイントは、実際にネイティブと会話して使うのが一番。
言葉を発して、相手の動作、表情をみれば一目瞭然!
そうすれば「いつ」「どのタイミング」で使うかがわかってくるし、
自信もついてきますね。
そのタイミングを知る事が慣用句をうまく使うポイントですよ。
では、今回紹介した20個の慣用句を確認してみましょうね。
まずは、表現を豊かににする慣用句
1)That’s crazy! 「すごいね。ムチャだね。大変だ」
2)Don’t sweat.「あせらないで/おちついて」
3)do one’s homework「準備をする/備える」
4)You know what? 「ねぇ~/あのね/ところで」
5)What’s that? 「なんていったの?/もう一度言って」
6)Period「以上/会話終了」
7)You never know「誰にもわからないよ」
そして、会話をよりスムーズにする慣用句・・・
8)No, I’m cool.「いいえ結構です」
9)It’s killing me! 「耐えられない」
10)stick with~「~を続ける」
11)Mind your own business.「人のことは放っておけ」
12)have a crush on you 「あなたに夢中」
それから、ネイティブならではの慣用句
13)smoking gun「決定的な証拠」
14)boots on the ground「陸軍/地上部隊」
15)guilty pleasure「人にはいえない楽しみ、趣味」
16)That was close「ギリギリだった、寸前のところだった」
17)not now「今はダメ」
18)hope against hope「万一を期待する」
19)Screw you「くたばれ」
20)well said「よく言った」
まずは、かんたんなフレーズから
ひとつずつ声に出して覚えて下さい。
そして、実践してタイミングを体得できたらシメタもの
会話を楽しむために、頑張りましょう。
今日は英語の慣用句を紹介しましたが、
こちらも表現力をつけるために
おすすめです。
併せてご覧ください。
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毎日たった3フレーズずつの英会話習慣
実践的な英会話フレーズを
3つずつ毎日練習して
楽しく英語表現を習得しましょう!
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