感嘆文WhatとHowの使い分け。作り方と意味の違いをマスター(中学英文法)

中学校で習った感嘆文、
覚えていますか?
「感嘆文」とは
What やHowで始まり、「!」
(通称ビックリマーク、日本語では感嘆符
英語ではexclamation mark)で終わる
とても感動したこと、驚いたことを表すことが
できる表現でした。
表現は知っているけれど、
実際に会話で使っていない・・・
という声をよく聞きます。
しかし、この感嘆文を
使いこなすことで、
興奮や感動を相手に
ストレートに伝えることが
できるので、より英会話の
表現力が増します。
そんな便利な感嘆文を
今日は分かりやすく
説明しようと思います。
ぜひ復習する気持ちで
そのまま読み進めて
いただければと思います。
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What と How どっちを使うの?
英語では
「とても~」と言いたい時に
veryやsoを使って強調する表現を使いますね。
それでも表しきれない時に
感嘆文が役に立ちます。
ではまず、2つの感嘆文
「Whatの感嘆文」と 「Howの感嘆文」は
どう違うか説明できますか?
実は2つの決定的な違いは
「元になる文の成り立ちの違い」
なんです。
例えば、可愛い女の子を見かけたら
一緒にいる人に、
「あの女の子、すごくかわいいね」
1. She is a very cute girl.
とか
2. That girl is so cute.
と伝えますね。
表す意味はほぼ同じですが、
強調のsoやveryを
省いてみてみると
1の文は 主語(she) = 名詞(a cute girl)
2の文は 主語(that girl) = 形容詞(cute)
という関係になっています。
これを感嘆文にすると
1の方は what を使って
What a cute girl she is!
2の方は how を使って
How cute that girl is!
となります。
すなわち、
強調したいところに「名詞」が含まれる時は
Whatで始め、
名詞がなく、「形容詞や副詞だけ」の時は
Howで始めればいいということなんです。
そうすることで
強調したいことを
先頭に出して、
「なんて〜なんだ」
「すごいぜ」
という「驚き」「感動」の気持ちを
押し出せます。
意外と簡単だと思いませんか。
機械的に感嘆文を作るには、
1 強調したい部分に名詞があるかどうかを確認し
2 名詞があったら soやvery を省き Whatに
続けて(What a cute girl) 先頭に、
名詞がなけば soやveryを省いて Howに
続けて(How cute)先頭に持って行く
3 主語、動詞(be動詞)をその後に続ける
という手順になります。
説明だけだとわかりにくいので
別の文で一緒に感嘆文を作ってみましょう。
It was a very interesting movie.
「とっても面白い映画だったよ」
これはどんな感嘆文になるでしょうか?
強調している部分(interesting movie)に
movieという名詞があるので
Whatを使います。
veryをとって、残った<a> と <interesting movie> を
What に続けるわけですが、
interesting が母音のi で始まっているので
a は an に代え忘れないように注意。
そして <it was> をその後に置き
What an interesting movie it was!
「すごく面白い映画だったよ」
となりますね。
次の文はいかがでしょうか?
That movie was very interesting.
こちらはveryが強調している部分が
interesting「面白い」という
形容詞だけなので、
How を使い
very をとって
<How interesting> に <the movie was> を
続けるだけです。
正解は・・・
How interesting that movie was!
「あの映画めちゃ面白かった」
簡単ですね。
慣れたら、普通の文を考えず、
あなたの周りの
「驚き」や「感動」をいきなり
<What (a, an) + 形容詞 + 名詞>
<How + 形容詞や副詞>
から始めて思いつくまま
言ってみる練習をしましう。
口語での感嘆文
長々と文法的な説明をしましたが
ここで、嬉しいお知らせがあります。
口語では
感嘆文の主語と動詞は
省力されることが多いのです。
簡単に言えば、
主語や動詞はなくても
いいということなんです。
What a smart boy!
How happy!
などいくつでも言えちゃいますね。
どんどん使っていきましょう。
慣れたら
<主語+動詞>も省略せずに
ちゃんとつけて
How happy you are!
と言ってあげた方が相手の人はもっと嬉しいかも。
特殊な例
話し言葉では
肝心な形容詞まで
省かれる時もあります。
これは
明らかに何に感嘆しているか
わかる時に限った
「決まり文句」です。
What a surprise!
「いやーびっくりした!」
突然のプレゼントを頂いた時
などに言ったりしますね。
surprise自体が驚きという意味ですから
あえて形容詞は必要ないですね。
What a day!
「なんて日だ!」
どこかで聞いたことがある
セリフかもしれません。
言い方によって
いい日(a good day)も
悪い日(a bad day)も
表すことができます。
これも使えそうですね。
まとめ
本日は感嘆文のHowとWhatの違いについて
解説をしましたが、いかがでしたか?
感嘆文を使うと
「興奮」や「感動」をより
ストレートに伝えることが
できるのでしたよね?
感嘆文のWhatとHowの見分け方は
覚えていますか?
ポイントは名詞。
名詞のあるなしでWhatとHowを
使い分けるんでしたね。
名詞があるときは
What a cute girl she is!
What an interesting movie it was!
名詞がないときは
How cute the girl is!
How interesting the movie was!
How happy you are!
そして嬉しいことに
口語などの場合は
<主語+動詞>が後に続かなくても
立派な感嘆文になり、
What a smart boy!
How happy!
ということもできました。
特殊な例では
形容詞を使わずに
What a surprise!
What a day!
も話し言葉では
れっきとした感嘆文で
決まり文句として使われるんでした。
いかがでしたか。理解して
いただけたでしょうか。
ぜひ参考にしてくださいね。
本日は、感嘆文の作り方と
そのバリエーションについて
ご紹介しましたが
こちらも表現力をつけるために
オススメです。
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