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感嘆文WhatとHowの使い分け。作り方と意味の違いをマスター(中学英文法)

 2020/03/01 英会話 英文法
この記事は約 9 分で読めます。 4,854 Views

中学校で習った感嘆文、

覚えていますか?

 

「感嘆文」とは

What やHowで始まり、「!」

(通称ビックリマーク、日本語では感嘆符

英語ではexclamation mark)で終わる

とても感動したこと、驚いたことを表すことが

できる表現でした。

 

表現は知っているけれど、

実際に会話で使っていない・・・

という声をよく聞きます。

 

しかし、この感嘆文を

使いこなすことで、

興奮や感動を相手に

ストレートに伝えることが

できるので、より英会話の

表現力が増します。

 

そんな便利な感嘆文を

今日は分かりやすく

説明しようと思います。

ぜひ復習する気持ちで

そのまま読み進めて

いただければと思います。

 

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What と How どっちを使うの?

英語では

「とても~」と言いたい時に

veryやsoを使って強調する表現を使いますね。

 

それでも表しきれない時に

感嘆文が役に立ちます。

 

ではまず、2つの感嘆文

「Whatの感嘆文」と 「Howの感嘆文」は

どう違うか説明できますか?

 

実は2つの決定的な違いは

元になる文の成り立ちの違い

なんです。

 

例えば、可愛い女の子を見かけたら

一緒にいる人に、

「あの女の子、すごくかわいいね」

1. She is a very cute girl.

とか

2. That girl is so cute.

と伝えますね。

表す意味はほぼ同じですが、

強調のsoやveryを

省いてみてみると

1の文は  主語(she) = 名詞(a cute girl)

2の文は  主語(that girl) = 形容詞(cute)

という関係になっています。

 

これを感嘆文にすると

1の方は what を使って

  What a cute girl she is!

2の方は how を使って

  How cute that girl is!

となります。

 

すなわち、

強調したいところに「名詞」が含まれる時

Whatで始め、

 

名詞がなく、「形容詞や副詞だけ」の時

Howで始めればいいということなんです。

 

そうすることで

強調したいことを

先頭に出して、

「なんて〜なんだ」

「すごいぜ」

という「驚き」「感動」の気持ちを

押し出せます。

 

意外と簡単だと思いませんか。

機械的に感嘆文を作るには、

1 強調したい部分に名詞があるかどうかを確認し

2    名詞があったら soやvery を省き Whatに

続けて(What a cute girl) 先頭に、

名詞がなけば soやveryを省いて Howに

続けて(How cute)先頭に持って行く

3  主語、動詞(be動詞)をその後に続ける

という手順になります。

説明だけだとわかりにくいので

別の文で一緒に感嘆文を作ってみましょう。

It was a very interesting movie.

「とっても面白い映画だったよ」

これはどんな感嘆文になるでしょうか?

 

強調している部分(interesting movie)に

movieという名詞があるので

Whatを使います。

 

veryをとって、残った<a> と <interesting movie> を

What に続けるわけですが、

interesting が母音のi で始まっているので

a は an に代え忘れないように注意。

 

そして <it was> をその後に置き

What an interesting movie it was!

「すごく面白い映画だったよ」

となりますね。

 

次の文はいかがでしょうか?

That movie was very interesting.

 

こちらはveryが強調している部分が

interesting「面白い」という

形容詞だけなので、

 

How を使い

very をとって

<How interesting> に <the movie was> を

続けるだけです。

正解は・・・

How interesting that movie was!

「あの映画めちゃ面白かった」

簡単ですね。

 

慣れたら、普通の文を考えず、

あなたの周りの

「驚き」や「感動」をいきなり

<What (a, an) + 形容詞 + 名詞>

<How + 形容詞や副詞>

から始めて思いつくまま

言ってみる練習をしましう。

 

口語での感嘆文

長々と文法的な説明をしましたが

ここで、嬉しいお知らせがあります。

 

口語では

感嘆文の主語と動詞は

省力されることが多いのです。

 

簡単に言えば、

主語や動詞はなくても

いいということなんです。

What a smart boy!

How happy!

などいくつでも言えちゃいますね。

どんどん使っていきましょう。

 

慣れたら

<主語+動詞>も省略せずに

ちゃんとつけて

How happy you are!

と言ってあげた方が相手の人はもっと嬉しいかも。

 

 

特殊な例

話し言葉では

肝心な形容詞まで

省かれる時もあります。

 

これは

明らかに何に感嘆しているか

わかる時に限った

「決まり文句」です。

What a surprise!

「いやーびっくりした!」

突然のプレゼントを頂いた時

などに言ったりしますね。

 

surprise自体が驚きという意味ですから

あえて形容詞は必要ないですね。

 

What a day!

「なんて日だ!」

どこかで聞いたことがある

セリフかもしれません。

言い方によって

いい日(a good day)も

悪い日(a bad day)も

表すことができます。

これも使えそうですね。

 【日本人が英語が話せない根本的な問題を解決!】

 

まとめ

本日は感嘆文のHowとWhatの違いについて

解説をしましたが、いかがでしたか?

 

感嘆文を使うと

「興奮」や「感動」をより

ストレートに伝えることが

できるのでしたよね?

 

感嘆文のWhatとHowの見分け方は

覚えていますか?

 

ポイントは名詞

名詞のあるなしでWhatとHowを

使い分けるんでしたね。

名詞があるときは

   What a cute girl she is!

What an interesting movie it was!

名詞がないときは

   How cute the girl is!

How interesting the movie was!

How happy you are!

 

そして嬉しいことに

口語などの場合は

<主語+動詞>が後に続かなくても

立派な感嘆文になり、

   What a smart boy!

How happy!

ということもできました。

特殊な例では

形容詞を使わずに

  What a surprise!

What a day!

も話し言葉では

れっきとした感嘆文で

決まり文句として使われるんでした。

 

いかがでしたか。理解して

いただけたでしょうか。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

本日は、感嘆文の作り方と

そのバリエーションについて

ご紹介しましたが

こちらも表現力をつけるために

オススメです。

 

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加藤 なおし

加藤 なおし

高校卒業後、「ユダヤ人たちに英語が上達する術を学びたい」
と思い立ち、ユダヤ人比率が高いニューヨーク州立大学に入学、
多くのユダヤ人教授や学生とともに学ぶ。
卒業後、経営コンサルティング会社勤務などを経て、
大手学習塾と英会話スクールで8年以上英語講師として活動。
その後独立して、動画を見ながらつぶやくだけで
英語が話せるようになるオンライン英語塾「加藤塾」を立ち上げる。
10歳から83歳の幅広い年齢層に対し、
英会話初心者でも短期間で英語が話せるようになる方法を伝えている。
語学を通じて世界を広げ、
なりたい自分を実現するためのお手伝いをしている

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