英語で「手渡す」の表現、give・hand・passの使い分けを例文付きで解説!

皆さんは英語で「手渡す」と聞くと、
どの表現が思いつきますか?
「あぁ、あれ弟にあげちゃった」
「名刺をお渡ししたら?」
「ちょっとお塩をとって
もらえます?」
など、物が人から人へと渡る表現は
pass・ hand・ giveが使われるのですが、
今回はこれらの違いについてご紹介したいと思います。
ニュアンスの違いがあるものは使い分けないと
幼稚な印象や違和感を与えてしまいますので、
ぜひこの機会にクリアーにマスターしてくださいね!
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passの意味
ボールを「パスする」といいますよね。
passには色々意味があるものの、
「手渡す」としては
この「パスする」をイメージしてください。
passのニュアンスは「人から人へ手渡す」、
でもその後もまた誰かに渡る可能性を
含むという感じです。
例文を見てみましょう。
Could you pass me the salt?
「お塩をとってもらえますか?」
handの使い方
handのニュアンスは、
passと同じく人から人へ渡りますが、
そこでお終い、という違いがあります。
例文を見てみましょう。
He handed me a ticket at the entrance.
「彼は私に入り口でチケットを渡した」
いかがでしょうか?
チケットの受け渡しは
彼と私の間で完結してしまいますが、
先ほどご紹介した、
Could you pass me the salt?
「お塩をとってもらえますか?」
こちらの例文では
お塩は私が受け取った後も
誰かに回す可能性がありますよね。
そんなニュアンスなんです。
giveの意味
Could you pass me the salt?
ですが、passを「give」にかえると
口語色が強く違和感がある聞こえ方になります。
使い分けがある程度決まっている言葉は
その通りに使った方が自然で
giveのような汎用性の高い言葉に
言い換えてしまうと
少し失礼になってしまうので
気をつけたいですね。
まとめ
今回は英語で「手渡す」の表現
pass・ hand・ giveのニュアンスの違いについて
ご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
もう一度要点を整理すると、
passは 人→人→さらに人に渡る可能性を含む
handは 人→人で完結する
giveは汎用性が高いけれど
passやhandを使う方が適している場合に
giveに言い換えると違和感が出るので注意
ということでしたね!
これらのニュアンスはかなり感覚が磨かれないと
なかなか掴みにくいのですが、
ネイティブとの会話で聞き手となる際に
注意して養うように心がけましょう。
少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。
今回は、pass hand giveの違いについて
説明いたしましたが、
汎用性の高い基本動詞giveについて
こちらにまとめてあります。
もしよろしければご覧ください。
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