【中学英文法の復習】「each」と「every」の違いと使い方を例文付きで解説!

みなさん、”every”は「全ての」、
“each”は「それぞれ」と習ったと思いますが、
こういう時どっちを使うんだっけ?
と2つの使い方に迷うことも
多いのではないかと思います。
今回は”every”と”each”のニュアンスや
正しい使い方を掴めるように
じっくり説明していきます!
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Contents
「every」の使い方
“every”は、
「3人以上または3つ以上の物」
について説明するときに使います。
イメージとしては
こんな感じです。
【○○○○○○】
同じ行動をしている、
または、同じ特徴を持っている
グループの中の1人1人、
1つ1つにフォーカスしている
という概念です。
【使い方その1】 “every”+単数名詞
「○○全員」とか
「○○みんな」という意味を表す使い方です。
意味から考えると、
複数名詞を持ってきてしまいがちですが、
単数名詞を使うのが正解です!
『”1つの”グループ(まとまり)』を見て、
その中にある『それぞれの”個々や単体”』
にフォーカスしているので、
グループを表す名詞は単数になります。
例として
Every project member has to submit a report to the manager.
(プロジェクトメンバー全員がマネージャーにレポートを提出しないといけない。)
『”ある1つの”プロジェクト』に所属する
『全てのメンバー”1人1人”』が~、
となるので”every”の後は
”project member”となります。
名詞が単数になるので、続く動詞「3人称単数」となり、
”has”となります。
【使い方その2】“every”+数+複数名詞
“every”を数と複数名詞を合わせると、
「○○ごとに」、「○○おきに」という意味になります。
例として
The bus comes every 30 minutes.
(バスは30分おきに来ますよ。)
”30 minutes”という
複数のものが一つのものとして考えられています。
1日の中でバスは何回も来ますが、
その繰り返しを「まとまり(グループ)」とし、
「30分おきに」という
1回1回の出来事にフォーカスしています。
他に、「○○ごとに」や「○○おきに」
という表現には以下のようなものがあります。
every ○ hours(○時間ごとに)
every ○ days(○日ごとに)
every ○ weeks(○週間ごとに)
every ○ months(○カ月ごとに)
every ○ years(○年ごとに)
every ○ meters(○mごとに)
every ○ people(○人につき)
「数」以外にも”other”を使って、こんな表現もあります。
every other day(1日おきに)
every other week(隔週おきに)
「each」の使い方
”each”は「2人以上の人や2つ以上の物」について
説明するときに使います。
イメージとしては
こんな感じです。
○|○|○|○|○|
そこにあるのは、
同じ行動をしている、
もしくは同じ特徴を持っていたりする
複数の人や物でありながら、
それぞれを別々に捉えているイメージです。
【使い方その1】 “each”のみ
”each”が単独で使われる場合は、文の最後に置きます。
例として
The oranges in the store cost 10 yen each.
(この店のオレンジは1つ10円です。)
“each”を最後に置ことで、
「1つ1つがそれぞれ10円です」と伝えられます。
“each”を置かなくても「オレンジは10円である」
ということになりますが、”each”なしだと
「1つ1つ」というニュアンスがありません。
主語が”the oranges in the store”となっているため、
「お店にあるオレンジ全部買って10円」という風に伝わってしまいます。
常識的にそうではないと分かると思いますが、
念のためきちんと”each”をつけておけば安心です。
【使い方その2】“each”+単数名詞
この使い方のときは、
”each”の後ろに来る名詞は単数形のみになります。
例として
Each orange in the store costs 10 yen.
(この店のオレンジは1つ10円です。)
“each orange”という単数形の主語になるので、
動詞もそれに合わせて3人称単数の”costs”という形になります。
【使い方その3】“each”+”of”+複数名詞
“each”の後ろに複数名詞を使う場合は、
複数名刺の前に”of”を置きます。
例として
Each of the project members has to submit a report to the manager.
(プロジェクトメンバーの各自でレポートをマネージャーに提出しなくちゃいけない。)
“the project members”という
複数名詞が使われています。
しかし、ここで注意しなければならないのが、
“the project members”という
複数名詞に動詞を合わせないということです!
“has”の動詞の目の前にあるのは
“the project members”という複数名詞ですが、
きちんと文章の構造を見てみると、
“the project members”が”of”でかかっている
”each”が主語になっています。
“of”の後ろに複数名詞を置きますが、
あくまでもそれがかかる”each”が主役です。
「何人かいるプロジェクトメンバーの1人1人」
をそれぞれフォーカスしているのです。
そのため、動詞は3人称単数になり、
この場合は”has”を使わないといけません。
他には、”each” +”of”+複数名詞として
”them”や”us”を使うことがあります。
Each of them needs to consider the problem carefully.
(彼ら1人1人がその問題についてよく考える必要があるよ。)
こちらも動詞は、上の例文と同様に3人称単数で”needs”となります。
「彼らのうちの1人1人」をそれぞれ個別にフォーカスしています。
まとめ
今回は”each”と”every”の
使い方について説明しましたが、
ニュアンスや使い方を掴んでもらえたでしょうか?
それぞれで同じ意味を表現することもできるので、
混乱しやすいと思いますが、
例文を繰り返し読んだり作ったりして
体得してもらえればと思います!
本日はeveryやeachなど
中学などで習う
文法項目を解説しましたが、
より表現力をつけるために
こちらの記事も併せてご覧になることを
オススメします。
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