英単語「as」の3つの重要な意味とは?asは「イコール」のイメージ

英文でよく使われる「as」ですが、
使い方が多くて悩ましい思いをされていませんか?
そう、「as」には役割が多いのです。
たくさんの意味がある「as」ですが、
どの使い方でもイメージは「イコール(=)」で、
内容の違う2つの物事を「=」で結ぶ時によく使われます。
今回は「同等」「理由」「役割」の英語
「as」の使い方をご紹介します。
ぜひこのイコールの感覚を取り入れて
「as」を身近にしてくださいね!
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Contents
「同等」を表現
同じくらいのこと・・・◯◯=△△
「あ!英語の勉強の初期の頃に習ったやつかな!?」
と思われた方も多いかもしれませんね。
「同じくらい~」という表現をする使い方です。
[as+形容詞or副詞+as]の形で使います。
例えば、
You are as tall as your father.
(あなたはお父さんと同じくらい背が高いね)
「あなたの背の高さ」=「お父さんんの背の高さ」
という事で、
同じくらいの背の高さ、という事ですね!
同時に起きている事・・・◯◯が起こった時に=△△も起こった
ある同じ事がほぼ同じ時に
起きていることを表すために「as」が使われます。
例文を見てみましょう
As I finished my homework, Jenny came to see me.
(私が宿題を終えた時、ジェニーが会いに来た)
「宿題を終えた時」は「ジェニーが会いに来た時」でもあるので、
ここにもイコール(=)の関係がありますね。
asの部分を後半にして
Jenny came to see me as I finished my homework.
(私が宿題を終えた時、ジェニーが会いに来た)
としても良いですよ。
「~の時」と言えば「when」じゃないのかな?
と思う方も多いかもしれませんね。
その違いは、「as」の方が「同時性」が強いということです。
同じように行うこと・・・◯◯になるにつれて=△△になる
ある2つのことが比例して進んだり、
変わっていくことを表現します。
例えば
As times goes by, I became more confused.
(時が経つにつれ、私はより混乱してきた)
「時が経つこと」と「混乱してきたこと」が同じように進んでいった
ということを表現できますので、
やはりイコール(=)の関係だと感じることができますね。
こちらもasを後半に置くことができます。
I became more confused as times goes by.
(時が経つにつれ、私はより混乱してきた)
同じように行うこと・・・◯◯の通りに=△△する
誰かの言う通りにする、
誰かの言動をマネするという時の使い方です。
Please do as the instructor shows.
(インストラクターがお見せする通りにしてください)
「してください」とお願いしている内容は
「インストラクターがお見せすること」とイコール(=)の関係です。
だから「as」を使うことができるんです。
「役割」を表現
職業のこと・・・◯◯として=働いている
~として働いているという言い方をする時にasを使って表現できます。
asの後に職業名がきますので、冠詞(a/an)をつけるのを忘れないでくださいね。
例えば、
My mother works at the high school as a teacher.
(母は高校で教師として働いています)
というように、「高校で働く私の母」=「教師」
と「as」で表現できますね。
立場のこと・・・◯◯として=△△である
「親として」「客として」など、
相手や状況に応じた立場を伝えるのにも「as」を使えます。
例えば
I trust you as my friend.
(私は友達としてあなたを信頼しています)
というと、「私の友人」として
「信頼している」というイコールの関係が見えますね。
「理由」を表現
誰がみても明らかなこと・・・◯◯だから△△である
説明するまでもない、誰が見ても分かることを
「理由」として伝える場合に「as」を使います。
例えば、
As it‘s raining, we should stay at the hotel.
(雨が降ってるから、ホテルにいた方がいいよ)
というように天気などの周知の事実など
「言わなくても分かるだろうけど」
という気持ちを含んで「理由」を補足しています。
この場合、いきなり「ホテルにいた方がいい」というだけでなく、
「雨が降っているから」という理由の補足で
ワンクッション入れているんですね。
「雨が降っている」だから「ホテルにいた方がいい」と、
これもイコール(=)を感じますね。
聞き手が既に知っていること・・・◯◯だから=△△である
理由を言う時に、相手もそのことを知っていることであっても
補足としてその理由をつける時に使います。
だから、「as」を使って「理由」を言う時には、
その内容には重点を置いていません。
例文を見て見ましょう。
As I moved into this city recently,
I couldn’t find nearest coin laundry.
(私は最近引っ越してきたから、
最寄りのコインランドリーが見つけられなかったの)
この場合、会話の両者ともに
「話し手が最近越してきたこと」は知っています。
ご存知の通り、というニュアンスです。
「私は最近引っ越してきた」という理由が
「最寄りのコインランドリーが見つけられなかった」
という出来事につながっているので、
これもイコールの関係と言えますね。
「理由」といえば「because」がよく知られていますが、
「because」は明確な理由の場合で、
「as」はこのように「補足の理由」を述べる場合に使われます。
まとめ
今回は「as」の使い方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
「as」のたくさんの使い方の一部の紹介でしたが、
まずはイコール(=)のイメージから入って、活用して見てくださいね。
「as」が上手く使いこなせるようになると、
英会話で自分が表現したい時も、
読解で正しく英語を理解するにも
とても楽に、そして大きな力になりますよ。
また、asのように色んなニュアンスがあるものとして、
「4つの使役動詞(have, make, get, let)の使い分け」に
関する記事がオススメです。
こちらも文法の復習になると思いますので、
ぜひ参考にしてくださいね。
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