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英単語「as」の3つの重要な意味とは?asは「イコール」のイメージ

 2019/08/03 英文法
この記事は約 7 分で読めます。 9,001 Views

英文でよく使われる「as」ですが、

使い方が多くて悩ましい思いをされていませんか?

 

そう、「as」には役割が多いのです。

たくさんの意味がある「as」ですが、

どの使い方でもイメージは「イコール(=)」で、

内容の違う2つの物事を「=」で結ぶ時によく使われます。

 

今回は「同等」「理由」「役割」の英語

as」の使い方をご紹介します。

 

ぜひこのイコールの感覚を取り入れて

as」を身近にしてくださいね!

 

 

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「同等」を表現

同じくらいのこと・・・◯◯=△△

「あ!英語の勉強の初期の頃に習ったやつかな!?」

と思われた方も多いかもしれませんね。

「同じくらい~」という表現をする使い方です。

[as+形容詞or副詞+as]の形で使います。

 

例えば、

You are as tall as your father.

(あなたはお父さんと同じくらい背が高いね)

「あなたの背の高さ」=「お父さんんの背の高さ」

という事で、

同じくらいの背の高さ、という事ですね!

 

同時に起きている事・・・◯◯が起こった時に=△△も起こった

ある同じ事がほぼ同じ時に

起きていることを表すために「as」が使われます。

 

例文を見てみましょう

As I finished my homework, Jenny came to see me.

(私が宿題を終えた時、ジェニーが会いに来た)

 

「宿題を終えた時」は「ジェニーが会いに来た時」でもあるので、

ここにもイコール(=)の関係がありますね。

asの部分を後半にして

Jenny came to see me as I finished my homework.

(私が宿題を終えた時、ジェニーが会いに来た)

としても良いですよ。

 

「~の時」と言えば「when」じゃないのかな?

と思う方も多いかもしれませんね。

 

その違いは、「as」の方が「同時性」が強いということです。

 

同じように行うこと・・・◯◯になるにつれて=△△になる

ある2つのことが比例して進んだり、

変わっていくことを表現します。

 

例えば

As times goes by, I became more confused.

(時が経つにつれ、私はより混乱してきた)

「時が経つこと」と「混乱してきたこと」が同じように進んでいった

ということを表現できますので、

やはりイコール(=)の関係だと感じることができますね。

こちらもasを後半に置くことができます。

I became more confused as times goes by.

(時が経つにつれ、私はより混乱してきた)

 

同じように行うこと・・・◯◯の通りに=△△する

誰かの言う通りにする、

誰かの言動をマネするという時の使い方です。

 

Please do as the instructor shows.

(インストラクターがお見せする通りにしてください)

「してください」とお願いしている内容は

「インストラクターがお見せすること」とイコール(=)の関係です。

だから「as」を使うことができるんです。

 

「役割」を表現

職業のこと・・・◯◯として=働いている

~として働いているという言い方をする時にasを使って表現できます。

asの後に職業名がきますので、冠詞(a/an)をつけるのを忘れないでくださいね。

例えば、

My mother works at the high school as a teacher.

(母は高校で教師として働いています)

というように、「高校で働く私の母」=「教師」

と「as」で表現できますね。

 

立場のこと・・・◯◯として=△△である

「親として」「客として」など、

相手や状況に応じた立場を伝えるのにも「as」を使えます。

例えば

I trust you as my friend.

(私は友達としてあなたを信頼しています)

というと、「私の友人」として

「信頼している」というイコールの関係が見えますね。

 

「理由」を表現

誰がみても明らかなこと・・・◯◯だから△△である

説明するまでもない、誰が見ても分かることを

「理由」として伝える場合に「as」を使います。

 

例えば、

As it‘s raining, we should stay at the hotel.

(雨が降ってるから、ホテルにいた方がいいよ)

 

というように天気などの周知の事実など

「言わなくても分かるだろうけど」

という気持ちを含んで「理由」を補足しています。

 

この場合、いきなり「ホテルにいた方がいい」というだけでなく、

「雨が降っているから」という理由の補足で

ワンクッション入れているんですね。

 

「雨が降っている」だから「ホテルにいた方がいい」と、

これもイコール(=)を感じますね。

 

聞き手が既に知っていること・・・◯◯だから=△△である

理由を言う時に、相手もそのことを知っていることであっても

補足としてその理由をつける時に使います。

だから、「as」を使って「理由」を言う時には、

その内容には重点を置いていません。

 

例文を見て見ましょう。

As I moved into this city recently,

I couldn’t find nearest coin laundry.

(私は最近引っ越してきたから、

最寄りのコインランドリーが見つけられなかったの)

 

この場合、会話の両者ともに

「話し手が最近越してきたこと」は知っています。

ご存知の通り、というニュアンスです。

 

「私は最近引っ越してきた」という理由が

「最寄りのコインランドリーが見つけられなかった」

という出来事につながっているので、

これもイコールの関係と言えますね。

 

「理由」といえば「because」がよく知られていますが、

because」は明確な理由の場合で、

as」はこのように「補足の理由」を述べる場合に使われます。

 

まとめ

今回は「as」の使い方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

as」のたくさんの使い方の一部の紹介でしたが、

まずはイコール(=)のイメージから入って、活用して見てくださいね。

 

as」が上手く使いこなせるようになると、

英会話で自分が表現したい時も、

読解で正しく英語を理解するにも

とても楽に、そして大きな力になりますよ。

 

また、asのように色んなニュアンスがあるものとして、

「4つの使役動詞(have, make, get, let)の使い分け」に

関する記事がオススメです。

【TOEICや英検に頻出】4つの使役の働きをする英語の動詞have、make、get、letの使い分け

こちらも文法の復習になると思いますので、

ぜひ参考にしてくださいね。

 

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加藤 なおし

加藤 なおし

高校卒業後、「ユダヤ人たちに英語が上達する術を学びたい」
と思い立ち、ユダヤ人比率が高いニューヨーク州立大学に入学、
多くのユダヤ人教授や学生とともに学ぶ。
卒業後、経営コンサルティング会社勤務などを経て、
大手学習塾と英会話スクールで8年以上英語講師として活動。
その後独立して、動画を見ながらつぶやくだけで
英語が話せるようになるオンライン英語塾「加藤塾」を立ち上げる。
10歳から83歳の幅広い年齢層に対し、
英会話初心者でも短期間で英語が話せるようになる方法を伝えている。
語学を通じて世界を広げ、
なりたい自分を実現するためのお手伝いをしている

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