英語の接続詞の感覚は日本語と同じ!? 接続詞を活用して大人の英文に!

接続詞というと どんなのを
思い浮かべますか?
and, but, so, because などが
思い浮かびましたか?
なんか日本語と似てるから
わかりやすいな、と思った記憶が
よみがえりましたでしょうか。
「そして」、「しかし」、「それで」、
「なぜなら」など・・・
日本語の
接続詞と感覚が似てますね。
接続詞とは
単語と単語、語句と語句、
文と文を結びつける働きのある
品詞のことです。
本日は その接続詞を
基本から説明しようと思います。
接続詞を使いこなしてより長い文が
言えたり、書けたり
できるようにしましょう。
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Contents
接続詞の種類
接続詞はつなぐものの関係性によって
「等位接続詞」と「従属接続詞」の
二つに分かれます。
等位接続詞とは
接続詞の前後の単語と
単語、語句と語句、文と文が
同じ種類で同じ重要度を持つ
対等の関係を持つ接続詞のことです。
等位接続詞にはand, but, or の三つと
文と文だけを対等に結ぶ
so と forがあります。
従属接続詞はbecause と if で
主になる文と
その理由や条件になる
文をつなぐ働きがあります。
主従の関係なので 当然
主となる文がメインで
伝えたいことなのです。
それでは これから例をあげながら
一つずつ説明していきますね。
and の働き
andは
「~と•••」(単語と単語、語句と語句)
「~そして•••」 (文と文をつなぐ)
という働きを持ちます。
(単語と単語の例)
1. you and I
あなたと私
2. tomatoes, cucumbers and lattice
トマトときゅうりとレタス
日本語と同様、英語でも
自分が入るときは
二人でも三人以上でも
自分( I ) が最後になります。
そして 2 の例のように
3つ以上のものが並ぶとき
英語では< and >は最後の後の前に
きます。 日本語は それほど厳しい決まりは
ありませんね。 英語は、たくさん並んで
述べられても、< and > と聞こえると
あと一つで終わるんだ、とわかる利点が
あります。
(語句と語句の例)
You must study hard and pass the test.
一生懸命勉強してテスト受からなくてなりません。
このように < and > は動詞(動詞句)を
つなぐこともできます。
< study hard > も < pass the test > も
どっちも大切ですね。
(文と文の例)
He likes dogs and I like cats.
彼は犬が好きです。
そして私は猫が好きです
He is tall and I am short.
彼は背が高く、私は背が低い
どちらも 主語と動詞のある
文と文をつないでいますね。
次の例も、主語は省略されていますが
れっきとした文と文の接続です。
Let’s go and see the animal.
行って、その動物を見てみよう
「その動物を見に行こう」
butの働き
日本語でも <しかし>は逆接の
接続詞と言われていますが、英語も
同様で、< but > の前後は 内容が
逆もしくは逆に近いことになります。
いいことと悪いこととか
ほめたり、けなしたりなどですね。
He looks good but he’s not kind.
彼は見かけはいいけど優しくない
I studied hard but I failed.
一生懸命勉強したけど落ちたの
誰でも後で聞いた文のほうが
印象に残りやすいですよね。
いい印象を残したい時は いいことを
後に言うほうがいいですね。
I don’t like your taste
but I like your shirt today.
あなたの趣味好きじゃないけど
今日のシャツはいいわね
ほめられたのかどうかわからないけど
まあ、いいか、ということになります。
or の働き
A or B で どっちを選ぶかという
ニュアンスでよく使われます。
Which do you like better, dogs or cats?
犬と猫のどっちが好きですか
よく見たり聞いたりする文です。
< which > (どっち)って聞かれているので
どちらか答えますよね。
では、次の文はどうでしょう。
Would you like tea or coffee?
紅茶かコーヒーはいかがですか
< which > で聞かれてないからと
ただ単に ‘Yes, please.’ では
聞いた人がどうしたらいいのか
困ってしまいます。
‘Tea, please.’ とか ‘Coffee, please,’
どちらもいらない時は
‘No, thank you.’ と答えましょう。
基本的な接続詞and but orのまとめ
以上 and, but, or の基本的な
使い方でしたが、日本語と使い方が
違うところは、文頭には使わない
ということです。
つなぐ文があるときに 二つの文の
間に and や but を使います。
日本語と同じ感覚で、「そして・・」
のように And ・・・とか
「しかし、・・」のように
But ・・・と始めないようにしましょう。
さて、ここで and と or が
命令文に続く特別な用法について
説明しましょう。
命令文 + and「~しなさい、そうすれば」
< and > の後には 文(主語 + 動詞)が続きます。
Study hard, and you will pass the test.
一生懸命勉強しなさい
そうすれば、テストに合格するよ
Hurry up, and you will catch the train.
急ぎなさい、そうすれば電車に間に合いますよ
命令文 + or「~しなさい、そうしないければ」
< or > の後には 逆接の文が続きます。
Study hard, or you will not pass the test.
一所懸命勉強しなさい
そうしないと、テストに受かりませんよ
Hurry up, or you will miss the train.
急ぎなさい、そうしないと電車に乗り遅れますよ
命令文 + andと命令文 + or の文
それぞれ言ってる内容は
ほぼ同じですね。
and と or に続く文が命令文に対して
順接か逆接かの違いだけです。
よく見比べて理解してくださいね。
等位接続詞の締めとして
ワンセットで使う接続詞を
幾つか紹介します。
ワンセットで使う接続詞
トムとケンが
パーティーに来る、来ない
という状況を設定して
例文を上げてあるので違いを
比べてみてください。
both A and B 「AとB両方とも」
Both Tom and Ken will come to the party.
トムもケンも二人ともパーティーにくるでしょう
either A or B「AかBのどちらか」
Either Tom or Ken will come to the party.
トムかケンのどちらかがパーティーにくるでしょう
neither A nor B 「AもBどちらも•••ない」
Neither Tom nor Ken came to the party.
トムとケンのどちらもパーティーに来なかった
*< neither> は < either > の否定、< nor > は
< or > の否定を表しています。
だから didn’t come ではなくて
came でいいんですね。
not only A but (also) B「AだけではなくBも」
Not only Tom but (also) Ken came to the party.
トムだけでなくケンもパーティーに来た
not A but B 「AではなくてB」
Not Tom but Ken came to the party.
トムではなくケンがパーティーに来た
以上がセットで使うものですが
疑問だったところは
解決できたでしょうか?
次は 文と文だけを
順番につなぐ働きをする
二つの接続詞を紹介します。
結果を伝える< so > と
原因、理由を伝える< for > です。
結果を伝えるso
so 「~それで・・・」
< so > の前が原因で < so > の後で
その結果を伝えます。
It was raining yesterday, so
I stayed home.
昨日は雨が降っていました
それで私は家にいました
どちらがより重要というわけではなく、
起きたこと(原因)とそれによって
したこと(結果)を順番に伝えていますね。
原因、理由を伝えるfor
for 「~というのは、・・・だから」
< so > とは逆に < for > の前が結果、
< for > の後が原因になります。
I stayed home yesterday,
for it was raining.
私は昨日家にいました
というのは雨が降っていたからです
後から理由を述べる言い方ですが
今はあまり使われることはないようです。
ただ、小説など読書をするときには
出てくることがあるので 覚えておき
ましょう。
従属接続詞
最後は従属接続詞です。
「~なので」とか 「~なら(ば)」は
日本語でも使う接続詞ですが、
大きな違いは 日本語は理由や条件の後に、
「なので」「なら」と続けるのに対して
英語は 理由や条件になる文の先頭に
< because > や < if > を置きます。
この接続詞の位置が大切なので
前後関係をよく考えて使いましょう。
because「~なので・・・」
・・・なぜなら~だから
A because B (Aは主の文 Bは従の文)
または
Because B, A
< because > が導く従の文は
前にも後にも置くことができますが
< because > が導く文が
先頭に来る時は、
主となる文との境目がわからなく
ならないように < , > コンマで
文と文を区別します。
I stayed home yesterday
because it was raining.
Because it was raining,
I stayed home yesterday.
どちらも意味は同じで、
一番伝えたいのは
「私が(出かけないで)家にいた」
ということで、
その理由が
「雨が降っていたから」
なのです。
if 「(もし)~ならば・・・」
意味は違いますが、
使い方は < because >
と同じです。
A if B
(Aは主の文 Bは従の文)
または
If B, Aの形で使います。
例文で説明すると次のようになります。
ifの位置はどちらでも可能です。
I will stay home, if it rains tomorrow.
If it rains tomorrow, I wii stay home.
この二つの文はどちらも 一番伝えたいのは、
自分が家にいるだろう、ということで
その条件として、明日雨が降ったら、と
言っているんですね。
同じような文ばかりで
うっとうしく思われたかもしれませんが
違いをわかっていただけるように
あえて全て同じ状況の例で説明しました。
ご理解いただけたでしょうか。
まとめ
今回は、学校で習う
接続詞を徹底的に見直しましたが
いかがでしたか?
もう一度、まとめると、
接続詞には 単語と単語、語句と語句、
文と文をつなぐ働きがあり、
その関係性によって 等位接続詞と
従属接続詞と呼ばれるものがあるん
でしたね。
and, but, or は 語と語も文と文も
つなぐことができました。
そして
二つ以上の単語を < and > でつなぐ
時は、次が最後ですよってわかるように
最後の単語の前に < and > を置くの
でしたね。
また、< and > と < or > には 命令文と
一緒に使う特別な用法がありました。
< and > でつなぐと 「~しなさい。
そうすれば・・・」 < or> でつなぐと
「~しなさい。そうしないと・・・」
という意味でした。
これらの接続詞をセットで使う表現も
幾つかありました。
both A and B 「 AとB両方とも」
either A or B 「AかBのどちらか」
neither A nor B 「ABどちらも•••でない」
not only A but (also) B 「AだけではなくBも」
not A but B 「AではなくてB」
などでしたね。
違うが感覚でわかるように 自分で
使ってなれるようにしましょう。
文と文を並べて順番につなぐのが
so と for でした。
原因を言ってから結果を < so > で
つなげたり、反対に結果を先に言って
< for > で後から理由を述べることも
できました。
最後の接続詞は
主従の関係のある従属接続詞。
because と if でした。
< because > は理由の前に、< if > は
条件の前につけ、接続詞と導く文が
一緒なら どちらも文の前半にも
後半にも置けるんでしたね。
本日は接続詞を徹底的に攻略しました。
接続詞が使えると 長い文が作れる
ようになり、短い文ばかりの
子供っぽい文から しっかりした
大人の文に進化?することができ、
周りの人からも評価されるように
なるのではないでしょうか。
声に出して自然に言えるように
練習するといいですね。
今回は接続詞について
まとめましたが、
より文法の理解のためには
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