英語の「and so on」意味と使い方は? etc.、and so forth、and things like thatとのニュアンスの違いを例文付きで解説!

あなたに質問です。
もしかして、英語のフレーズ
and so onは「〜など」という意味だけで覚えていませんか?
と質問すると、「ええっ? and so on は『~など 』 っていう訳で
学校で習ったんですけど、、、」
と急に不安になる方がいらっしゃいます。
それは間違いではありません。
実は、「〜など」を表す時、
その使い方には「ある条件」があったのです。
(つまりむやみやたらと無条件でand so onは使えないってことです)
それを知らずして使うと・・・
相手に知らず知らず誤解を与えてしまう恐れがあるので、
使い方やニュアンスに注意が必要です。
学校ではなかなかそこまで詳しくは教えてくれないし、
仮に教えてもらっても忘れてしまっているかもしれません。
そこで本日は、英語の「and so on」と日本語の「〜など」の違い、
正しい使い方やその他の英語フレーズを例文付きで
わかりやすくお伝えしようと思います。
正しく使って、ネイティブに「一体、この人は何が言いたいんだろう?」
と不思議がられないようにしましょう。
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Contents
「and so on」と「〜など」の二つの違い
この二つには大きくわけて
二つの違いがあります。
1. 「and so on」は人には使わない
日本語でも「〜など」はあまり人には使いませんね。でも、英語で人の名前を挙げていて、
「もっと他の人もいるんだけどいちいち名前上げるの面倒だし、いいか、and so onで」
なんて、うっかり言ってしまったことはないでしょうか。
文法的には間違いではありませんが
日本語と同じように英語でもand so onは人に対して使うと失礼な感じを与えてしまいます。
では、どう言えばいいのでしょう。
友達の家でのパーティに行って、
そこで、何人かの別の友達に会ったことを
伝えたい時には 次のように言います。
I went to the party at Jane’s house
yesterday, and met Steve, Mary, Pete and
some others.
「昨日ジェーンの家のパーティーに行って、
スティーブとメアリーとピートたちに会ったよ」
人に対しては、 and some othersとか、
and some other friends
という英語フレーズを使う方がいいでしょう。
この文の others は(代)名詞で
「その他の人たち」という意味。
other は形容詞で
「その他の〜」という意味なので
other friends で
「その他の友達」を表しています。
2. and so onは同類のものをリストにあげる時に使う
and so onは、同類のものを
リストにあげるときに使います。
聞いている人が
続いて出てくるものを
予測できる文脈が必要なのです。
例えば、
「私は りんごやバナナ、桃などが好きです」
という時の「〜など」は明らかに
フルーツの種類と相手が予測できますね。
この時は
I like apples, bananas, peaches and so on.
「私は りんごやバナナ、桃などが好きです」
とand so onを使うことができます。
全く異なる種類の「〜など」
では、次は場合はどうでしょう。
今朝、デパートへ行って、服とフルーツと化粧品などを買ってきた、と言いたいとします。
「服」「フルーツ」「化粧品」は全く異なる種類のものですね。
その他に何を買ったかは聞いている人には想像することができません。
したがって、このケースでは
and so onで済ませてしまうわけには
いかないのです。
I went to the department store this morning,
and bought things like clothes, fruits and cosmetics.
「今朝、デパートへ行って、服とフルーツと化粧品など
を買ってきました」
このように リストにあげるものの前に、things like
と入れて、「~のようなものを」とするか、
リストの最後に and some other things とつけて、
I went to the department store this morning,
and bought clothes, fruits, cosmetics and
some other things.
「服、フルーツ、化粧品とその他いくつかのものを」
とするのがいいでしょう。
「and so on」の代わりに使える表現
and so onは学校で習う表現なので
誰もが聞いたことがあると思いますが
その他にも3つ同様に使える表現を
紹介いたします。
and so forth
and so onと同じように
使うことができます。
etc.
これはよく見かけますね。
ラテン語由来のフランス語で
et cetera
「エトセトラ」の省略形なので、
< . > 「ピリオド」が必要です。
また、 et はand の意味なので、
「 and etc. 」 と英語で書くのは
(言うのも)間違いです。
<and so on>も<etc.>もあまり口語的な
言い方ではなく、書き言葉としてよく使われます。
and things like that
and so onなどよりも口語的で
もっともよく使われる表現です。
こちらを覚えて使いこなすことをお勧めします。
まとめ
本日は、日本語の「〜など」を
英語で表すとどのようになるか
解説いたしました。
もう一度まとめると、
英語の<and so on>と
日本語の「〜など」は
全く同じではなく、
二つの大きな違いがあるんでしたね。
一つは 日本語では
「〜など」を人に使うことが
あっても英語では
人にand so onは使わない
ということでした。
代わりに使えるのは
and some othersやsome other friendsでした。
このfriendsは内容によって、people など
人を表す別の単語に代えることができます。
もう一つは
「and so on」は
同類のものをリストにあげる時に使うことができ、
その次に続いて出てくるものを
聞いている人が想像出来る
必要があるということでした。
異なる種類をリストにあげて、
「〜など」と
言いたいときはリストの最後に
< and some other things > とつけて
「… clothes, fruits, cosmetics, and some
other things」 として、「服、フルーツ、
化粧品とそのほかのもの」とするか、
「things like clothes, fruits, and cosmetics.」
とするのが正しい言い方でした。
「and so on」と「and so forth」は同じで、
「etc.」も同様に使えるのですが、
これらは書く時によく使われる表現で、
口語で好まれるのは
「and things like that」でしたね。
いかがでしたか。
理解していただけたでしょうか。
解説を理解した上で、朝食に食べたものを
言ってみるとか、好きなスポーツを挙げてみるとか
して この「and things like that」を自然に
使えるように練習しましょう。
本日は、英語の「and so on」と
日本語の「〜など」の違いや正しい使い方、
「〜など」のその他の言い方に
ついて解説しましたが
こちらもオススメです。
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